2020年10月に動物保護団体HSIとマーケティングリサーチ会社ニールセンが合同でおこなった韓国世論調査の結果は以下のとおり:

1)84%の韓国市民は「犬肉など消費したことがないし、将来的にも消費する気がない」と回答

2)約60%の韓国市民は「犬肉は禁止になるべき」と回答。

※「犬肉禁止指示者」は2017年に比べ24%も増加。

3)57%の韓国市民は「犬肉消費は韓国にとって不利」と考えている

  ※「犬肉は韓国にとって不利」と回答した人数は2017年に比べ37%も増加。

韓国犬肉の需要が減少傾向に!

過去40年にわたり犬肉産業に携わってきた犬肉農場主の「キム」という男性は、先日、「犬肉事業を廃業にするためのサポート」を現地動物保護団体に求めてきました。

動物福祉観点や海外からの批判、また、健康被害の報告などにより、韓国では近年、犬肉人気は下降傾向にありますが、生計を立てるのが苦しくなってきている犬肉業者は続々と増え続けています

最近では、犬肉産業から足を洗いたがっている犬肉産業者は決して珍しくありません。

ニースセン社とHSIによる今回の世論調査が示すように、現在ほとんど韓国市民は犬肉を食べません。むしろ犬を「人間の仲間」と見なす人口が増え続けています。

現在韓国には、違法を含め「食用犬繁殖農場」が数千か所散在していると伝えられていますが、犬肉農場という地獄に囚われた約200万頭ものもの言えぬ犬たちの代弁者となり「犬食禁止」を指示する声は年々高まっています。

犬肉農場の不衛生な環境や食肉にされる犬たちの苦痛に関して、最近、韓国メディアでも、頻繁に取り沙汰されていますが、現地動物福祉団体などによるレスキュー活動がゴールデンタイムのテレビ番組で著しく放映されているほどです。

グラスゴー大学で2019年に発表された研究書によれば、韓国犬肉農場に捉えられている犬のストレスは慢性的に蓄積されソウル近郊に住むペット犬の約2倍であることが明らかになりました。

研究員は、韓国の犬肉農場からレスキューされた63匹を含む犬の毛のサンプルで、ホルモンやコルチゾールの分泌レベルのストレステストをおこないました。コルチゾールは体がストレスを感じると副腎によって血流に放出されます。短期的には、これは「闘争・逃走」反応を助けることになります。しかし、コルチゾールが長期間上昇すると、免疫機能の低下をおこし、病気にかかりやすくなり、生活と幸福の質が低下するなど悪い結果を及ぼすことになります。

犬たちの渡航について

グローバルに展開する動物保護組織HSIは、2020年10月に、170頭もの韓国犬肉保護犬を米国/カナダへ搬送しました。

日本でも、2020年11月10日、韓国アニマルライツ団体CARE、反DCMTJapan、わんにゃんランド、アニマルライブ、そして反DCMTJapanのメンバー5名を含む16名のボランティアの協力の元、24頭の犬肉保護犬が入国を果たしましたが、新型コロナウィルス感染症による渡航規制の中、わたしたちは大韓航空カーゴ機内のエリア2か所を借り切る方法を採用しました。

一方、北米の動物保護チームがコロナ感染安全対策のために取った方法は、政府認可のソウルのホテルに2週間隔離される方法でした。2週間の隔離を終えると早速犬肉農場へ向かい犬たちの救護活動をおこないました。このチームは結局、プードル、韓国の国宝犬「珍道犬」、マスチフ、ポメラニアン、テリア、そしてラブラドールレトリバーを含む計196匹の犬肉産業保護犬を韓国からのフライト一機にすべて載せてカナダ・米国へ搬送しました。

韓国では、大型犬飼育が困難な住宅事情や、犬の養子縁組がまだ広く受け入れられない風潮などにより、犬肉保護犬は多く、欧米へ渡航していますが、今回搬送された犬たちも、現地へ到着すると早速、養子縁組の手続きを開始しました。

韓国現地活動家は言います「私が訪れたこれまでの犬肉農場は、すべて、便と腐った食料によるひどい悪臭がしましたが、この犬農場には何か違う匂いがします。『死』の匂いです。状況は本当に哀れで、犬たちの表情には絶望しか浮かんでいませんでした。この光景は脳裏から永久的に離れません。犬たちの多くは負傷していましたが治療されることもなく、通常、屠殺されるその日まで、苦しみに絶えなければなりません。一部の犬は目に炎症をおこしていて、目が見えない状態でこちらをジッと見つめていました。自分たちの悲惨な住居を見ることが出来なくて、かえって良かったのかもしれません。犬たちは救出後に治療を受け、目を開けたその瞬間、もう地獄のような景色を見ずに済みます」。

「動物福祉と環境に興味を持つ韓国人が増えてきています。人々は、動物の苦しみや不潔な状況を放映するニュースで犬農場閉鎖の映像を見たり、団体による犬肉の暴露についての記事を読むことでショックを受けたり気が動転したりしています。多くの犬肉農場では避けられない売上の落ち込みにょり、他の逃げ道(生計プラン)を探し求めています」。

農場主のイルファン・キム氏は言います。「この10年、自身の犬肉事業の業績は非常に悪かったです。犬肉には未来はありません。もう衰退しているし、韓国犬肉産業は完全に崩壊するでしょう。犬肉農場は体力的にきついです。私も年を取ってきています。だからもう辞めたいです。40年前とは変わりました。今はもう犬肉ビジネスは終わりです」

ソース:https://www.scoop.co.nz/stories/WO2010/S00181/poll-shows-84-of-south-koreans-reject-eating-dog-meat-as-hsi-rescues-nearly-200-dogs-from-meat-farm.htm

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