中国の犬猫肉問題

📍中国犬猫肉産業は実は中国の伝統文化ではありません。⇓

中国の犬肉取引に関する事実: 


中国は、陸地面積世界第 2 位の国であり、総面積では約 960 万平方キロメートルのロシアやカナダに次ぐ3 位の国です。人口は14億人、食べられる犬の数で言うと世界最大の犬肉消費国となりますが、毎日毎日、2万5,000〜3万頭ほどの犬が人間にたべられる為に殺されていると推定されています。最近の調査では、中国人の 69% が「犬などこれまで1度も食べたことがない」と回答し、約半数の人口が「犬肉産業など完全に禁止されるべきだ」と答えました。

このように中国市民の間では、もはや犬肉の需要など減少している一方ですが、中国犬肉問題についての最大難関は、合法的な犬屠殺場や食用犬繁殖農場が存在しない中国において、事実上、それらが違法経営されているにもかかわらず、当局は、それらを取り締まることや閉鎖する業務を怠っているという事実です

また、最大の悲しい現実は、中国には犬や猫を虐待から守る法制定が 現在1 つも存在しない点です。

したがって、犬猫虐待はより激しく発生しており、虐待者が処罰されることもありません

中国の犬屠殺は残酷極まりない営利事業です。毎年 1,000 万頭もの犬たち、そして300万~400万匹の猫たちが、レストランや食肉市場で容赦なく殺されています。どうぶつの苦しみなど構わない犯罪集団(主に麻薬中毒のギャングメンバーたち)は、路上生活の野犬や野良猫、そして人様の最愛のペットなど犬肉産業に売れそうな犬猫を見つけては、片っ端から拉致しています。

犬や猫は体を小さく折られ金網の小さなケージに何匹もぎゅうぎゅうに押し込まれ、何日間にもわたる長距離トラックの旅に耐えなければなりません。食べ物も水も一切なしです。

首輪がついたままの盗まれたであろうペットの犬がトラックに詰め込まれ、週末、地元の犬肉市場に出向く光景を時々見かけます。

犬肉を消費する多くの人々は、犬肉には薬効があり、性欲を高め、免疫システムを強化し、体を暖かくするという科学的根拠ない迷信を今でも信じています。

しかし、この産業に付着している犯罪性や残虐性は、決して否定できません。

大規模な屠殺場では、犬はしばしばこん棒で激しく何度も何度も殴られ、喉を切り裂かれ、血が噴き出した状態で死ぬまで放置されています。

彼らは、最後の最後までもがき苦しみ、それでも何とか生きたいと、最後の力を振り絞ります。

そこでは犬や猫は非常に乱暴に扱われています。通常、犬を檻から出す際に、金属製の大きなトングで首根っこを捕まえられ持ち上げられ、地面に叩きつけられます。

多くの場合、自分たちが殺される順番を待っている間、仲間が目の前で拷問を加えられ殺される光景を目にしなければなりません。恐怖で体が硬直している間に自分の番がきて、ケージから引きずり出され同じような恐怖と苦痛を体験しながら殺されていきます。

逃げ場も逃げる手段も彼らには何も残されていません。

ほんの数日前まで人間の家族として愛され可愛がられていた無実なワンコやニャンコが、瞬く間に地獄へ突き落され経験する恐怖や苦痛を、あなたは想像できますか?

犬たちにあたえられる拷問は地獄の沙汰で、生きたまま茹でたり、生きたまま毛皮を剥がされたり、生きたままホチキスで留められたり、手足や尾や耳を生きたまま切り落とされたり、生きたまま焼かれたりしています。

中国政府は、2020年に犬や猫は家畜ではなくペットであると公式に発表し、新たなる法律が可決しました。

しかし、警察の倒錯により、2年後の今でも広く施行されていません。

私たちは、この野蛮な産業に対する認識を世界中にもっと広く高めると同時に、この残酷で不気味な取引から犬を救い出し続けてくれている現地の活動家様たちを応援しています。

🔶ソース:

PlusyBearShelter, HSI, Soy Dog Fundation など