2021年1月24日 反DCMT ライブ

●スペシャルゲスト:

(R) ヤブキレン: LIA (Life Investigation Agency)

● インタビューアー:

(K) 工藤修司: PCA (Power of Compassion for All) / Anti-DCMT Japan

現在、和歌山県太地町に住んでいるヤブキレン氏は、毎日早朝から太地の海の状況を撮影し、世界的に広めています。時には、崖の上や足場の悪い危険な場所での撮影もおこない活動に勤しんでられています。撮影が終わると、イルカやクジラ猟問題以外の動物環境問題活動にも携わっておられます。

K

レンさん、2021年1月に混獲され、19日間閉じ込められた後、殺されてしまった子供のミンククジラについておしえてください。

2020年12月24日、1頭の若いミンククジラが太地の海の定置網に囚われていることが確認されました。 それから私は毎日その撮影をおこないました。

漁師たちがクジラを逃がそうと試みたのは、2020年12月24日のたったの10分間です。

その後も子供のクジラはずっと定置網に入り抜けられなくなっている状態でした。

1月11日に屠殺された子供のミンククジラ

定置網は3つのエリアに分かれています。

最初は、クジラは真ん中の部屋に入っていました。その時は漁師たちはクジラを解放することができていました。しかし実際には、漁師たちは、あまり懸命にクジラを逃がす努力をしませんでした。

結局クジラは1番奥のエリアに移動しました。そして2021年1月11日に屠太地の漁師たちにより屠殺されました。

この定置網には頻繁にクジラやイルカ、マンボウ、アカシュモクザメなどがひっかかります。アカシュモクザメに関しては、あとで話しますます。

過去には、2020年11月29日に1匹のザトウクジラが同じ網にひっかかった事件がありました。その時もザトウクジラは真ん中の網に入っていました。しかしその時は、漁師たちは翌日に網を上げてクジラを解放しました。

しかし今回の若いミンククジラは解放されることなく屠殺されてしまいました。翌日、新たに1頭のザトウクジラが網にひっかかっているのが確認されました。

太地の定置網にひっかかり窒息したザトウクジラ

その時は、クジラは破壊した網に絡まり、気孔から息ができなくなり、すでに窒息していました。

定置網は太地町に限らず日本全国のあらゆる海に設置されています。

ミンククジラだけでも、年間100頭以上が定置網にひっかかって死んでいます。これが日本の現状です。

2020年12月24日に定置網にひっかかった若いミンククジラのことを私たちは「HOPE」と名づけました。HOPEが殺された2021年1月11日の夕方に、HOPEの肉は、太地町のスーパーで売られていました。

クジラ肉の刺身 HOPEは窒息で20分間ももがき苦しみ、その間、漁師たちの笑い声が聞こえた。

太地の定置網の中にはHOPEと一緒にサメも入っていましたね?

はい。9匹のアカシュモクザメが入っていました。

漁師たちは、2つのボートでサメを定置網の1番奥のエリアに追い込みました。そしてその後、サメを網ですくって、船の上にあげました。サメは船の上で屠殺されながら、バタバタ暴れていました。LIAはすべてを撮影しました。

アカシュモクザメはIUCNの絶滅危惧種のCRという上から数えて3番目カテゴリーに入っています。1番上のカテゴリーは絶滅してしまった(この世に存在しないもの)種類が入っています。

2番目が絶滅寸前の動物たちが入っています。ミンククジラ、ザトウクジラ、ハナゴンドウ、ハンドウイルカなどは絶滅危惧種の中では1番低いLC(Least Concern)というカテゴリーに入っています。

つまり、アカシュモクザメは現在存在する絶滅危惧種の中で2番目に危ないカテゴリーに入っています。アカシュモクザメについては、wikipediaなどでさえも「混獲などにより数が激変している」と書かれています。

しかしアカシュモクザメは、IUCNの絶滅危惧種に含まれていても、日本の絶滅危惧種にはまったく含まれていません。だから日本ではそれを捕獲して屠殺して、その肉を売り、その肉を食べることが合法です。

K

シュモクザメは、いったいどんな食料に利用されていますか?

R

すべてのサメがそうなのですが、シュモクザメは、かまぼことか はんぺんとか ちくわとか そういう加工食品に使われています。

HOPEが殺された2日後に8匹のアクシュモクザメが殺されて、

仲間は殺され自分1人だけ殺されなかった 何を思い泳いでいたのだろう

1匹のアカシュモクザメだけ殺されないで泳いでいました。

しかしその1匹も数日後に捕まり屠殺されました。

大人のアカシュモクザメは通常体調が約2メートルあります。雄雌によって多少異なりますが、殺されたサメは9匹とも1メートルでした。まだ子供だったはずです。

通常、海の生きものは、子供は子供だけで群れで泳いでいます。

だから今回のアカシュモクザメの子供たちは、一緒に定置網に入ってしまいました。最終的に子供たちは、全て、太地の漁師たちに屠殺されました。

通常定置網には、クジラやサメのほかに、ウミガメやウミドリなど様々な野生動物がひっかかります。

最近LIAのfacebookにも投稿しましたが、この60年間でウミドリやカモメは混獲によって70パーセントも減少しました。

これは非常に深刻な問題です。

定置網は世界中に問題視されていて、禁止している国もありますよね?

はい。定置網では、漁師は根こそぎ海の生きものを取ることができます。生きものの種類など関係なしに、漁師たちは捕ります。

魚は潮の流れに沿って移動するが、海水が常時流れている魚の住みやすい場所に定置網は設置されます。魚を追いかけてきた大型の魚や大型の魚を捕食とする海の哺乳類もみんな定置網にひっかかります。

定置網に限らず現在日本には地引網とか底引き網などいろんな種類があります。非常に問題が大きいです。

国によっては提示網を禁止していますね?

はい。あります。イルカとかクジラは定置網に入ってはいけませんので、絶対にそれを捕ってはいけない国もあります。

ウミガメは全種類が絶滅危惧種ですが。定置網に普通に入っています。

国が何も言わない様では、その国民は自身で判断して「これはモラル的に悪いことだからやめよう」とは思わない。国が明白に規制しないと、人間のモラルは無視され国民は、「違法ではないからやってもいい」となってしまう。

だからこそ今回の問題も、オーストラリア政府やイギリスの首相などがコメントを出しているのだと思います。

日本がOKを出して捕獲された動物たちや、これは日本がOKとした結果起きている問題です。結局、(海の)動物たちは日本人のものではない。彼らは何処の国にも属していない。彼らは、移動している海の動物やわたり鳥たちです。彼らは、いろんな国をまたいで生活している。

太地町で今日泳いでいるクジラなども、韓国や中国で泳いできたかもしれない。日本人だけがそれを自由に捕獲していいとか殺してよいというのはおかしい。地球の中に生きている野生動物は、地球上の人類が共有している大切なものです。

野生動物たちにとって、人間が勝手につくりあげた法律に従わさせられ、殺処分されたりする事実は、動物にとって迷惑。

動物にとっては、NGとかOKとかの了解もないし、「ここの海はこの国の領域だから、動物たちはここから入ってはいけない」などの意識も野生動物にはあるはずがありません。

人間が勝手に地球上を国に切り分けてるだけです。

太地水産共同組合は、「潮の流れが強すぎてミンククジラを逃がすのが難しい」と言っていたわけだが、この言い分は、ヤブキ氏の調査結果と食い違っている。つまり、組合が嘘をいっているという解釈が妥当だが、実際に現場にいるヤブキ氏は、なぜ、彼らは嘘までついてミンククジラを殺害したいのだと思いますか?

ミンククジラを殺害したい理由とクジラのために網をあげたくない理由、2つある。ミンククジラを殺して肉にして売ると儲かる。177グラムが1500円くらいで売れます。

クジラ1頭は数トン。だから今回殺されたHOPEは6メートルくらいだったので、食肉として売れる部分はかなり多い。すごく多額で売れます。

だからそれを、「定置網を仕掛けたらミンククジラが勝手に入ってきた」と言いながら、漁師たちは「自分たちは何の苦労も無しに勝手にミンククジラが定置網にひっかかった。ミンククジラを殺してお金儲けしたい」と思う。もちろんこれは私の推測です。

そもそも彼らはお金儲けですから。

過去に、2020年11月に、ザトウクジラが定置網にひっかかったときは、網をあげて解放したが、なぜ今回はそうしなかったのか?

まず、鯨によって対応方法は違う。ミンククジラの場合は、積極的に取っています。たとえば捕鯨船が出ると、漁師たちがツチクジラやミンククジラを見つけると、それらを狙って捕ります。

でもザトウクジラはそうではありません。実際に混獲される数というのもミンククジラが圧倒的に多いし、ミンククジラが1番美味しいとされているし、売りやすいというのがある。

一方、「なぜ網を上げなかったのか」、その理由は、今ブリの季節。ぶりが多く網の中に入っている。今の時期の魚は身がしまっててあぶらがのっていてうまい、と言われている。

だからここで網を上げると、結局外へ魚たちが逃げてしまう。そして網を再び下げるのに時間が掛かる。お金や手間も掛かる。だから網をあげたくないという気持ちもあった。

でも今回は混獲です。彼らはそもそもイルカや鯨をつかまえる資格を得っていない。

指定漁業なのだが、指定漁業はクジラやイルカや網漁はすべて許可制でやっている。だれでもできるわけではない。

たとえば太地イサナ漁業では 許可を持っている12人の漁師がイルカ追い込み猟をおこなっている。

それと同じように、どのイルカ猟もクジラ漁も皆許可の元でおこなわれている。許可のない定置網の漁師がクジラやイルカを捕獲することはできません。

しかし、もし、定置網にイルカやクジラが引っかかった場合は、水産庁から「可能な限り逃がしてください」というお願いの形で言われている。

だからHOPEの件も、水産庁は、太地水産組合に対してお願いをしていたわけです。違法ではないのであくまでお願いの姿勢です。

だが、太地組合は、水産省からのお願を聞かなかった。

水産省は和歌山県にも聞いていた。和歌山県のほうも、太地組合が「できるだけ逃がそうとしてます」と言いました。しかし太地組合が、実際に逃がそうとしたのは、12月24日の10分間だけです。

あとは、組合は、HOPEを見に来たりとかはしていたけど、見る以外はなにもやっていませでした。

潮の流れが速すぎてミンククジラを網から追い出せない」なども和歌山県は言っていたが、私は毎日見てるし、ドローン飛ばしていたので、その間ずっと定置網漁はやっていました。ミンククジラが真ん中の部屋にいても、漁師たちは、定置網漁をおこなっていた。

1番奥の部屋は網が2重になっている。漁師たちは1番奥の部屋で対角に船2つで網と網の間に入り、互いに徐々に寄りながら内側の網を動かし互いの方向へ網をよせていく。そして1番奥の部屋に移動した魚を網ですくって捕る。そしてクレーンで船の上に魚たちを降ろすそれを繰り返す

そのときに真ん中の部屋(網)にミンククジラがいて泳いでいました。

本当に潮の流れが速いときは、1番奥の部屋(網)で魚を捕るこの作業ができません。猟師たちはあの期間、魚を船に上げれたのだから、潮の流れは格段強いわけではなかった。

そのような状態では網はあげれたし、ミンククジラを解放する努力は可能であったはず。

「努力したけどできなかった」と「やらなかった」は全然違う。実際は漁師たちは、12月24日の10分間しかやらなかった。実施に猟師たちは「やらなかった」のです!

私は、毎日見てますから。結論は漁師たちが言っていることは嘘です。

R

ではなぜ和歌山県当局と水産庁はHOPEを助けるための努力をしていると言い続けたかというと、まず、水産庁も和歌山県も、太地の現場に見に来ていないただ、太地水産組合が言っていることをうのみにしてそれを発信しているだけです。

そしてそれを和歌山県がプレスリリースしたので、共同通信社が取材もせずに、それをそのまま記事にしました。だから「太地の漁師たちはHOPEを助ける努力をしている」という嘘がどんどん拡散されてしまった。実際に太地の漁師らは、ミンククジラを助ける努力をやっていません。

結局現場の嘘を当局がそのままうのみにして発信していただけというわけですね?

そうです。

実際に潮の流れが速い日もありました。潮の流れが速い日は定置網漁もできなくて船が互いに寄せることもできない、実際に潮の流れが速すぎる日は、漁師たちは現場に来たが、漁をせずに帰りました。

また、海が荒れていて現場にすら来れない日もありました。それは事実です。しかし12月24日~1月11日の間に穏やかな日も多くありました。風もなくて天気も良くて波も無くて海が揺れていない状態の日が多くあった。

そんな日は、HOPEのいる定置網の横を通ってイルカ追い込み猟がおこなわれていた。定置網の脇を通過しながらイルカ猟の船はイルカたちを岸に追い込んでいた。

その日、追い込まれたイルカは小型のイルカでしたが、イルカが定置網の横を通って追い込まれていました。突然、イルカの群れは方向転換した。わたしはドローンで撮影していました。その時に定置網で船が2つ作業をしていた。

その時、イルカ猟師が定置網の入り口に停泊し,他の船も定置網の船のところに近づいて、定置網の漁師とイルカ猟の猟師は会話をしていた。

そのように船でプカプカ浮かびながら呑気に会話できる状態で、「潮が早くてHOPEを解放できなかった」なんて、あり得ますか? 実際に、漁師たちはやらなかったのです。それが事実です。

その証拠の動画もすべてあります。

定置網が合法な海外では、これに類似する事件はありますか?

海外ではどのような措置がされているのか?

定置網が合法な国では、クジラやイルカが混獲されたとしても基本的にすぐに解放します。これは日本国内でも同じ。太地に追い込み猟を伝えた静岡県の富戸では、富戸の定置網が漁港の沖にあるのだが、そこの定置網にクジラが入った場合、網を切ってリリースしています。

「日本と国外はちがう」という日本人はいるが、日本国内でも基本的に、混獲の場合はreleaseしようと努力します。逃がす努力をしなければならないです。

混獲された動物たちを漁師たちは逃がさないのなら、彼らはそもそも定置網を仕掛けてはいけません。

聞くところによれば、「太地の漁師たちはHOPEが死ぬことを待っていた」そうですが、それは漁師が言っていたのか?

僕は直接、太地水産組合の定置網の所有者を訪れ、「HOPEを逃がしてください」と言いました。すると所有者は「どうして私はミンククジラを逃がさないといけないのか?」と言いました。

だから僕が「でもあなたは、2020年11月のザトウクジラが混獲された際は、クジラを逃がしたじゃないですか」と言ったら彼は、「お前らが逃がせと促すから、あの時は私はザトウクジラを逃がした。

しかしあのあと4日間わたしたちは漁ができなくて損害が出た。それは1億数千万円(?)だった。それだけの損害額をお前は私に払えるか?」と聞いてきました。※私は1億数千万円の金額は明白に覚えていません。

そして彼は私に「これは俺とお前との殺し合いだ!」みたいなことを私に言いました。わたしは、「いえいえ、僕は殺すつもりなんて全然ないです」と答えました。

そもそもミンククジラも、野生動物なので、人間の所有物ではありません。漁師の発言は、まったくのナンセンスです。

定置網に迷い込んだ動物に関しては、リリースして野生に返すというのは、人間として最低限守らなければいけないエチケットだと思います。

はい。僕はヴィ―ガンなので魚は食べないが、例えば僕は漁師たちに「アジを取るな」と言っているわけではない。

資格のない漁師がクジラは故意に捕獲してはいけないです。そして水産省が、「混獲されたものは逃がしてください」とお願いしています。

あくまでも「違法」ではなく「お願い」ですが、法律を所管している官庁がお願いをしているのだったら、国民として従うべきなんじゃないですか? それが無くなると「秩序」が保たれないと私は思います。

「基本的に日本の漁業の世界では、1番強いのが水産庁ではなく現場の漁師たちになっています。だから水産庁は漁師たちの言いなりなります」、とあなたは前回のライブストリームで言っていました。結局、現場の漁師たちのやりたい放題なのですか?

そうです。本当は漁業の世界も力関係が、官庁がトップにあって、三角形のピラミッドの形になっていないとおかしいいわけです。さもなくば秩序は保たれない。でも1番トップが地元の漁師たちになっている現状です。そんな状態で法律はどうやったら保たれますか?

往々にして、秩序が保たれなくなります。

はい。1番わかりやすい例が3年前に起きた事件です。今回と同じ太地の定置網にカマイルカが3~4頭、そしてハナゴンドウが1頭ひっかかりました。

すると、太地イサナ漁業組合も来て、太地の漁師やイルカ猟師たちは今回と同じように定置網をボートで寄せて、ハナゴンドウは網の外に投げ棄て、他のカマイルカをすべて捕まえてボートの上に乗せて太地漁港のイルカのイケスの中に捕獲しました。

これは密猟です。この事実を、ドルフィンプロジェクトは、ビデオで撮影しました。LIAはこれを刑事告発しました。

覚えてます。

ミンククジラの場合は、水産庁が漁師たちにお願いをすることにより、逃がすこともあるけど、小型捕鯨類の場合は、漁師たちは野生に解放しないといけない。しかし結局、漁師たちは小型捕鯨類を自分たちのイケスにこっそり入れました。これは密猟です。

このことに関して、水産庁を訪れ問い詰めた人がいました。その時、水産省の職員5人が会議室にいました。水産庁の職員たちは「混獲された小型捕鯨類をこっそりイケスに入れることは密猟だ」と明言しました。

でも、LIAが刑事告発した後、その密猟を違法行為とみなしていた警察が全ての法律に精通しているわけではないので官庁に打診しました。

実際に警察が水産庁に問い合わせ時、水産庁は「太地の漁師たちは小型捕鯨類を解放しました。だから違法ではない」と言いました

実際には漁師たちは小型捕鯨類を捕獲から4日後に逃がしました。なぜなら、それを見ていた人々から抗議が殺到して、渋々それに応じたのです。水産庁は「結局漁師たちはクジラを逃がしたから犯罪ではない」と言いました。そんなことあり得ますか?

たとえば私が子供を誘拐したとする。それでその子の親や目撃者に疑われ、「このままではよくない」と私は思い、子供を誘拐から4日後に自宅に戻しました。その場合、私は、子供を返したから無罪ですか?

まったくそのとおり。もう無法状態ですね。

これは太地の漁師が省庁よりも強くなっているという証拠なのです。だって水産庁は、漁師たちの違法行為をかばいました

日本全国の漁業がそうですか?

それらはそういう傾向はあります。農協や漁協は全国的にとても強いです。自民党が農協改革をやろうとしたときは農協から反発を受けました。つまり、政府よりも農協の方が強いという事実を示しています。水産庁より地元の漁協のほうが強いんです。

すごいおかしいです。

やりたい放題ですよね。

そうです。実際、海の上は誰からも見えないので、漁師たちはやりたい放題です。たとえば漁師たちは、ウミガメ(絶滅危惧種)を捕まえて、「これは混獲です」と言えばOKです。漁師たちは密猟しても誰にもわからないです。

沖縄のジュコンも現在3頭か4頭だけ生き残っているが、ジュコンは捕獲できない絶滅危惧種なのに、沖縄の漁師たちは次から次へと捕獲して食べました

彼らは、絶滅危惧種でも、構わず捕獲しますか?

そうです。絶滅危惧種でも彼らにとっては関係ありません。「ジュコンはおいしい。牛肉みたいな味がする」と彼らは言っていますが、絶滅危惧種を食べてはいけません。

特に動物や環境に関する日本の法律は抜け穴だらけです。

K

言葉がありません。LIAとPCAが共同で公開質問状を2021年1月20日付けで和歌山県知事に提出しました。わたしたちは和歌山県知事に対して2021年2月3日を彼の回答期限としてリクエストしています。その回答の内容は、和歌山県が回答してもしなくても皆さんにすべてを公開します。ご期待ください。Fb やインスタ ブログで全部発信してきます。

太地はよく「私たちはクジラ猟を昔からやってきた。クジラ猟は文化だ」と言いますが、イルカ猟を実際に始めたのはいつですか?

座礁したイルカや鯨を取っていたのは昔からで、日本は島国なので全国各地で食べられていました。近海に来たクジラに関しても捕って食べていました。

鯨に関して、太地は、古式捕鯨をメンションしながら太地を発祥地だと言っています。太地では昔人々は火を焚いて煙を出して合図をし合ったとか、「やぐら」みたいな跡地も残ってたりもするのですが、当時のクジラ猟と現在の太地イルカ追い込み漁は全く異なります。

太地では古式捕鯨はすでにやっていません。

1番、太地でメインにおこなわれている捕鯨は、網を使った鯨類追い込み漁です。1969年に太地クジラ博物館が設立され、彼らは客寄せのために生体展示用のイルカが必要でした。それが、太地追い込み漁が始められた理由です。まだ51年しかたっていません。太地イルカ追い込み猟は伝統ではありません。

和歌山県は、鯨類追い込み猟を「伝統」にすり替えていますか?

そこが彼らのトリックなのですが、そもそも鯨類追い込み猟で彼らが利益を出しているのは「生体販売」です。※クジラ類は、体長4メートル以内を「「イルカ」、4メートル以上を「クジラ」と呼ぶ。

クジラとイルカは全部同じ種類なので、サイズで呼び方を変えているだけ。小型のクジラを追い込んで捕まえる漁の事を太地追い込み猟と言います。

太地では、12人しかイルカ追い込み猟の許可を取っていません。追い込み猟で使用する船もすべて登録されています。

太地追い込み猟が始まったのは1969年です。51年しかたっていないものを、伝統だと呼びますか? また、太地イルカ追い込み猟で利益を得ているのは、世界中の水族館などへの生体販売です。

鯨肉を食べることは、日本の伝統だったかもしれないが、イルカの生体販売は伝統では決してありません。

太地の漁師・猟師たちがイルカ猟で得る利益は。生体販売からの利益。だってイルカを生体販売した場合、1頭につきおよそ550万円前後(末端価格)で取引されますから。固体、年齢、性別、大きさ、色などによって値段は変わりますが。

1頭1,000万円で中国の施設と取引されたこともあります。

でも屠殺したイルカは1頭1万5000円くらいでしか取引されない。だから太地の漁師たちは、イルカを捕獲し食用販売して利益を得ているのではなく、生体販売をして利益を得ています。イルカの生体販売は最近始まったばかりのビジネスです。

はい。生体販売は大昔から存在するものではない。そもそも水族館は、昔は存在していなかった。

ところで、こないだ私は活動家ではない僕の友人に太地のイルカ追い込み猟の話をした。すると彼女は「私はイルカ猟反対活動家を好きではない。なぜならシーシェパードがCOVEの映画をつくり映画を使い日本の食文化を叩く材料にしていると思う」と言いました。

そして私は、イルカ生体販売の話を彼女にしました。彼女は驚いていました。「現状では、肉としての消費よりも生体販売のほうがずっと儲かるので、イルカ生体販売が彼らのメインビジネスになっている」と伝えた。日本人の中でこの事実を知らない方はとても多い。

多くの日本人は、完全に情報のコントロールの罠にひっかかってます。

単純に考えて、和歌山県の選出議員が自民党の幹事長。水産庁よりも現場の漁師ほうが強い状況で、太地の漁師たちは、「どこに自分たちはお金を使えば自分たちの利益になるのか」を計算します。政治的な関連が大きいと私は感じます。

太地町では、漁業組合の市場や事務所、倉庫などには、その幹事長のポスターがあちこちに貼られています。

和歌山県の漁業関係者は「二階氏は神様だ」と言っている人もいる。

私が太地で印象深かったことは、過疎地である隣町などはすべて廃れているが、太地町だけは美しい公衆便所があり、崖の上に美しい展望台などがあり、道路や建物なども整備されていた。つまり、太地町は多くの恩恵を受けている印象が私は個人的に感じました。

日本が国際捕鯨委員から脱退した事実とWASAから脱退した事実と関連性はありますか?イルカを取り続けたいがために日本はIWCの脱退しましたか?

WAZAやJAZAは、大型のくじらは含まれていない。いっぽうIWCは沿岸の捕鯨の大型のクジラ。

日本全体がサイズに関係なく鯨類を捕獲しまくって利用している傾向なので、そういう部分では一致しますが、ショービジネスのための販売を目的とした捕獲と捕鯨とは同じものではありません。

沿岸での捕鯨・イルカ猟は、現在、岩手 北海道 宮城 千葉 沖縄などでおこなわれているが、生体販売をやっているのは基本的に和歌山県太地町と静岡県富戸だけです。※富戸は一昨年イルカ猟を再開した

富戸は今年で2シーズン目ですが、まだ1頭もイルカを捕まえていません。かつて富戸もイルカを捕獲し屠殺や生体販売もしまくっていたが、富戸は今回からは「生体販売だけをする」と発表しました。

その理由は、ジオパークに認定されている富戸の海が血の海に変わるような行為を富戸が積極的に行うと、ジオパーク認定が取り消される可能性があるからです。

富戸にはイルカを捕まえたときにそれらを入れる「いけす」もない。

富戸では猟師たちがイルカを捕獲した後、どうするつもりかわかりませんが、とにかく、富戸ではイルカ猟を再開されました。これから他の日本の海でもイルカ猟が始まるかもしれない。

捕獲後は、イルカやクジラたちを殺そうが、生かして生体販売しようが、それはそれぞれの現場の猟師たちの自由です。 

捕獲枠を守ってさえいれば、捕獲した内の何頭でも生きたまま売っていいし、何頭でも殺してよいです。普通、漁師たちは、生きたまま販売にしようと思う。その方が儲かるからです。

さらなる問題が、この「捕獲枠」は、法律で規制されているものでもなんでもない。1つの目安でしかありません。もし漁師たちが捕獲枠を超えても、当局からは漁師たちは少し注意される程度です。

さらに、沖縄や岩手とか宮城などのイルカが捕獲されている県では、「調節」がおこなわれている。つまり、「今回はこちらでは捕獲枠がこれだけ余ったから、そちらでで使って」などです。こんなにいい加減で滅茶苦茶なことはあってもよいのでしょうか?

現在イルカ猟の許可を取っている県だけがイルカが捕獲できるのではなくて、まったく新たに別の県がイルカ猟を始めることは可能なんですか?

はい。

イルカ猟をおこなうには、都道府県の知事の許可があればどの県でも可能です。

日本の法律では基本的に、鯨類の捕獲は禁止されています。ただし、法律には「但し書き」が記載されており、「ただし、都道府県が許可をする場合はこの限りではない」と書いてる。

だから県知事が捕鯨の許可さえ漁師たちに与えれば、海に隣接している県は、どこでも許可が降りることができる。

K 

まるで「ざる法」ですね

そして、絶滅危惧種を、それは本当に故意に取ったのか、混獲だったのかってわかんないわけです。 でその捕獲理由がわからない場合はそれを販売しても違法っていうわけにはならない。

その理屈が本当にわからないですね

なぜ日本はそのように、それらの法律を「ざる法」にしているか?「べっ甲」や「象牙」を使用した工芸品は日本でずっと作られてきました。 ハンコやピアノの鍵盤や三味線に象牙は使われてきました。

これが、象牙を規制するにあたり、相当時間が掛かっている理由なんです。象牙やべっ甲の協会の権力が強い。だから政府はわざわざ「ざる法」にしてるんです。

http://ngolia.blog.fc2.com/blog-entry-38.html

画像:象牙の主な輸出国は日本と中国。犠牲になる象はほとんどがアフリカなどで密猟されている。銃で殺されチェーンソーで顔の一部ごと切られ持っていかれる。象牙のハンコや琴や三味線の爪のために。

日本の法律は、あらゆる解釈ができるように記載されているのですね。

日本の動物愛護法には「適正にその種の習性を鑑みて、適正な飼育しなければならない」となっているが、いったい「適正」ってなんですか? 例えば犬の場合、「散歩に連れて行かなければならない」なんて当たり前ですが、「連れて行かなくても私の犬は家の中で自由に動いているからOK」とか言う人もいる。猫を外で繋いで飼ってると言う人もいる。

日本の法律は故意に曖昧な言葉が使われています。そうすることによって、法の抜け穴をつくらせる。

質問:「私が前太地の漁業組合に抗議のために電話をした際、組合員が電話で『太地イルカ猟を自分の代で終わらせるわけにはいかない』と言っていました。たいして(51年)歴史もないくせに どうして太地の漁師らは大口を叩くんでしょうか?」

R

直接聞いてください(笑)。

K

「イルカの猟師たちは高齢化していき、間もなく引退していくので、イルカ猟は廃れていく」という人もいますが、どうですか?

イルカ猟は時と共に廃れていきません。定置網漁とイルカ猟とは少し異なりますが、どのビジネスでも、需要があると必ず供給する人がいます。イルカを買う水族館が存在する限り、必ず販売者は必ず存在します。

もしイルカ猟師がいなくなったら、たとえば、ならず者がどこかから漁師を連れてきて、イルカ猟を始めるでしょう。たとえば原発問題の時がそうでした。原発問題の時は、現場へ行く人がいませんでした。すると、高い給料で求人したり、外国人を連れてきたり、反社会的組織が人を集めてきたりして、現場に人が集められた。

需要があり儲かる場合、必ず供給する人々が出現する。水族館が存在し、イルカショーがおこなわれる限り、イルカを捕まえて売る人は絶えない。

だから、漁師が高齢化し引退しても、新しいイルカ猟師たちは出現します。THE COVEという1990年代に作られた映画に出てきた漁師たちの中にはもう亡くなった人もいるし、イルカ猟師を辞めた人もいる。あの時に映画に出てきた漁師はほとんどがイルカ猟師を辞めている。

あの時、漁業組合で怒鳴っていた人は、まだ組合の中にいますけど、実際に太地で船に乗っていた人たちは現在引退しています。その代わりに彼らの息子たちが太地イルカ猟師になっていたり、伊勢海老の漁師に転職した元イルカ猟師もいる。

当時のイルカ猟師たちはほとんど現在イルカ猟をしていませんが、太地のイルカ猟は今でも継続されています。つまり、新しい猟師たちが出現するのです。

このようにして太地イルカ猟は継続されています。でもイルカ猟の許可を持つ11人とか12人とかこの数字は絶対に彼らは守っています。要するに、許可者の数を増やせば増やすほど1人当たりの儲けが減るからです。利権です。

他の漁師たちは、儲かるイルカ猟師に嫉妬しませんか?

それは、彼らはイルカ猟師になりたいと思っています。しかし彼らは嫉妬はしません。なぜなら、彼らはイルカ猟師たちから報酬をもらっているから。例えば、魚をとる漁師たちが沖に出た時、イルカを見つけると、無線でイルカ猟師たちに連絡します。

それで、イルカ猟師がイルカを追い込んで捕獲し、売り上げが出た場合、漁業の漁師たちはイルカ猟師たちに連絡しただけで50万円などがもらえる。そのようにしてイルカ猟師たちと漁業の猟師たちは「持ちつ持たれつ」の関係を保ちます。だから彼らもイルカ猟師たちに協力してイルカを見つけようとします。

彼らは利益を分け合っているのですね。

彼らは、「団結してこのビジネスを続けていく」と思っています。

だから、難しい。

彼らがどれほどの利益を生んでいるかの証明にもなりますよね。

そうですね。

たとえばこないだ太地の猟師たちに80匹くらいバンドウイルカが捕まりました。ざっと私が計算すると、あの猟での売上げは、末端価格で4億円くらいです。すごい多額です。

すごい金額ですね。1頭捕まえれば、イルカ猟師たちはしばらく遊んで暮らせます。

この金額は水族館に売った場合の金額なので、漁師はそれ以上安いと思います。そして、それを人数でわったら、大体1人1,000万円くらいだと思います。

イルカ猟師たちは、3日~4日間で、1人1000万円くらい稼いだ可能性があります。だから9月1日から2月末までの6カ月間のイルカ猟の時期の間では、この6か月間しか働かないであとの6か月は遊んでいるイルカ猟師たちがいます。他に漁をやっているイルカ猟師たちもいます。

彼らは、半年間働かなくてもよいほどの利益を生むことが出来ているということですね。

そうですね

1年のうち6か月だけ一生懸命働けば、あとは何もしないでも生きて行けます。

そんなビジネスだから、イルカ猟師たちは自主的には簡単に辞めないです。

イルカ猟師たちは楽して稼いでいるから、そこから抜けられないのです。だから、需要をなくす活動がとても重要。私たちが漁師に「残酷なイルカ猟をやめろ」と言っても止めるはずがない。

需要について質問:「太地って給食でイルカとか出るんですか」

イルカ肉についてはわからないですが、クジラ肉は学校の給食で提供されます。鯨は太地町以外の学校給食で出されています。私は長野県出身だけど、長野県の小学校でも給食にクジラがでています。

「学校給食で鯨肉を出す」というのは、法律で先日決まりましたので、

今後、鯨肉は、学校の給食で、どんどん出されるでしょう。

日本政府が商業捕鯨が再開したことによって、こんな事態になっています。

海の上で悪行が横行していても、誰にもバレないので、調査員はドローンが必要。太地の海では、今シーズンから、ドローンの使用を制限されました。これについて説明してください。

前シーズンまではドローンをcoveの中まで飛ばされることができていました、しかし今シーズンからは、太地町が新しい条例を制定しました。それは、ドローンをcoveの上から飛ばすことを禁止するという条例。証拠入手と記録のため、私たちが前シーズンでドローンをcoveの上で飛ばしまくったから、彼らはその様な条例を制定しました。

私は新聞で知ったのですが、この新しい条例が制定された際に、猟師は言いました、「漁の最中にドローンが墜落して危なかった」だからこの条例が制定されたとそこには書いていた。

しかし実際には、ドローンを飛ばしていた私ももう一人も、ドローンを墜落などさせたことは1度もないです。だから猟師の言ったことは嘘です。

その確実な証拠を入手するために、僕は、和歌山県警に対して、情報開示請求しました。すると書類に書かれていたことは、墜落など1度もしていないという事実でした。つまり、太地の猟師たちは、墜落した既成事実を作ったのでした。

ただし、イルカ猟が行われている場所(立ち入り禁止と書かれた柵の中)にドローンを着陸させたことはありました。でもこれは墜落ではない。墜落とは、自らそれが落ちる事だから。わたしの友人は、ドローンを着陸させました。

墜落とは、コントロールが不能になって落ちていくことを墜落というのですよね。

そういうことは1度も起きていません。だから、それ(嘘)を理由に、ドローンをcove上で使用することを禁止する条例を作られました。

では今は、coveの真上からの撮影していないのですか?

今は誰もcoveの真上から撮影はできません。

今は私たちは遠く離れたところから撮影している。イルカ猟がおこなわれているcoveより50メートル離れないといけないことになっている。それ以上中に入れない。でもこれがまたミソで、「ここから入ってはいけない」と示す図があるのだけど、でも僕たちのドローンはその範囲の外を飛んでいる。僕は撮影している。

だけどこれが、昨日飛ばしていたら、警察に通報されて警察がきた。しかし警察はすでによく状況がわかっている。

警察は「通報があったから来た」というから私がどんな通報か聞くと、「一瞬ドローンが網の中にはいった」と言うんですよ。でも実際には、一瞬どころか、一切網の中などに入っていない。ずっとあそこに止まっているでしょ。見えてるじゃんって。でもそうやって太地の漁師たちは既成事実をつくるのです

そして新たに条例を来年作るのです。「網の中を飛ばしやがった。危なくてしょーがねー」 みたいなことを言われるのです。

でも実際には、まったく外側で、条例に従っていましたその事実は警察も知っています。警察って通報したらとにかく来るんですよね。夫婦喧嘩の時も来るし。それと同じで、通報があれば必ず警察ってくることになっている。

それは合法であろうが違法であろうが、警察は通報がある限り現場に必ず行く。だからそうやって嘘の通報でもされると警察は現場にくる。

でこれが例えば、僕が漁師たちの船が朝出るときとか取ってますが、僕が船を撮影する前から僕のことを(自転車で現場に向かっているところを)撮影している漁師たちがいる。でも僕は「撮影するな」、と言わないです。

みんなが撮りあってる状態になっているので、僕は自分が撮影されているからと言って、警察を呼ぶことはないです。でも僕が撮影し始めると漁師は警察を呼びます。漁師たちは本当にめちゃくちゃです。「自分は人の事を撮影するけど、自分が撮影されたら警察呼ぶ」みたいな感じです。

それだけ水産共同組合にしてみれば、ドローンは恐怖になってるってことですよね。

水産共同組合は定置網の漁師なので、また別です。イルカ猟はいさな漁業組合です。ただ、今回は、定置網の上も撮りました。これは、水産共同組合。イルカ追い込み猟はいさな漁業組合。太地の漁業組合はいろんな漁業組合がまざって太地漁業組合になっている。

僕は両方とも撮影している。今回定置網の上も撮影して世界的な問題になっている。世界で初めて定置網で混獲されたクジラが殺される瞬間が撮影されたわけですよ。だからどうやってやるかっていうのが明白にわかったわけです。

特に和歌山県知事などは「この殺し方は特に太地だけで行われているのではなく、どこでも混獲されたクジラはこの方法で殺されてる」と言っています。

つまり、全国で年間100匹以上ミンククジラが混獲されてるけど、100回以上あのような方法で溺死させられているというわけです。↓↓↓

ほかにもザトウクジラなどが混獲になった場合も、毎回あのような残酷な状態で日本ではクジラたちは溺死させられていることを知事は意図しています。

しっかり克明に状況を示しているのに、「全部のところでそのような屠殺法をやってます」と言っているようなものですね。

そうですね。知事は「これは太地だけがやっているのではありません」と言っています。ドローンの撮影により様々なことが暴露されています。

来期からはさらにドローンで撮影ができないエリアが広がる可能性もありますね。

はい。重要なことは、僕はただ事実を記録しているわけです。僕はCGで処理して動画を書こうしているのではありません。故意に鯨の殺害を酷く残酷に見せているわけではありません。

全部そのままの状況をただ撮影しています。それを見て「酷い」と思うのであれば、実際に起きていることは「酷い」のです。

「事実を見せてはいけません」とコントロールすることは、おかしい。事実は変えることはできません。

動物にとっては太地は戦場であり、その戦場をカメラマンが記録しているのと同じことです。

事実が「残酷で酷い」のならば、その状況を変える必要がある。

「現実を映すな」と当局は規制しようとしています。当局は、戦争で悪いことをしている国と同じことをしています。悪事を隠そうとしています。

隠すとか隠さないよりも、そもそも、問題を解決すれば終わる話です。

でも、当局は、酷いことをしている事実を隠し、悪い行いを守ろうとします。

今の(ドローン撮影規制の)条例の有効期限は、2021年4月1日です。

太地ではイルカ猟が2月末で終わりますが、次は、3月はじめから3末まで、ゴンドウクジラの猟が始まる。当局はそれを私達に撮影させないために今回の条例をつくりました。

太地イルカ猟は、今年の9月1日からまた始まりますが、その時に新しい条例が作られる可能性は高いです。そしたらさらに当局は私たちの活動を防御する可能性がある。彼らは、撮影自体を禁止するかもしれない。だからこそ今、もっと高画質で撮影できるドローンが必要です。

調査には、高精度の撮影器具は本当に不可欠な武器です

だから今期中にできるだけ多く、太地の海を記録する必要がある。

記録したものを証拠として当局に提出しないといけない。

それもそうだし、イルカの需要を減らすためには、その事実を一般市民に見せないといけない。

「水族館にいるイルカたちはこんな風に捕獲されて水族館で今芸をしている」という事実を公にする必要がある。

水族館にいるイルカは皆幸せに生きていると思っている人たちが多いです。海からむりやり連れてこられ、一生コンクリートのプールで監禁されてる事実を伝えなければならない。それを丁寧に伝えていかないと、一般市民はわからないので、映像が必要です。だから今期中に出来る限りの多くの証拠を撮っておきたいです。

過去に、迫害を受けてた人たちも、映像が出て初めて世界に知れ渡り、そこから問題化していくことはよくあります。

イルカたちは自分たちで映像を撮影することができないので、ヤブキ氏たちが一生懸命に撮影して、世界に発信し、事実をうったえつづけています。それ行動が、太地に対しての世界的批判になるし、それらを繰り返して現状を変えることができます。

LIAの映像は本当に不可欠です。今ドローンは1台は壊れていますか?

今1台は壊れていて、それとは別にもう1台が必要。壊れたほうのドローンは購入してくれるという方(団体)がいるのだが、もう1つのドローン、それは高画質で制限区域の外から撮影できるzoom付きのものを入手したい。これ250万円するのです。

日本で飛ばせるドローンは、資格の印である「GITEKIマーク」画像 がついていないと飛ばすことができない。自分でそのマークを取得するには非常に難しいので、技適マークがあるものを購入することが必要です。

今シーズン末まで、最善を尽くして撮影する必要があるため、今急いで購入しないといけない。

そのドローンは注文してから到着までに2週間かかるので、出来るだけ早く買いたいと思っている。今月中には欲しい。私はすでに許可を持っていますが、ドローンを飛ばす人は許可が必要。機体番号も登録する必要があります。

アメリカのGFM(クラウドファンディング)は海外の支援者が立ち上げてくれました。今回のドローン専用にしています。すでに20万円くらい支援金が集まっているようにサイトには記載されているが、それは過去のもので、ドローンのためにはまだ多く集まっていない(2021年1月24日現在)。

LIAのゆうちょ銀行の寄付のお願いも呼び掛けている。GFMはアメリカのサイトで、募金も受け付けているし、日本のクラファンは審査に時間がかかっている。リターンとか設置しないといけない 考えないといけない。

今回の日本のクラファンもリターン無しということで、設定もしているんですよね?審査をまっていると月末すぐに来るので、直接LIAのゆうちょに振り込んでもらったほうが、ダイレクトにスピード感があるので、ありがたいです。時間はありませんが、250万円必要です。 

貴重な証拠映像を最高画質で保管していく必要がある。低画質映像は「昔の時代に起きた出来事」のように人々は錯覚してしまう。

できるだけ長いスパンで人に伝え、影響を与えるためには最新のもので撮影する必要がある。これは大事です。

しかも太地では、ドローンの使用は規制されていて、あなたたちは随分と離れた距離から撮影する必要がある。遠距離で撮影したものを拡大すると、最高画質の場合、拡大しても明白に見る事ができます。高画質で撮影されたものは資料として使えます。

HOPEが屠殺されたときの動画は、4Kで2倍のズームレンズ付きのドローンで非常に至近距離で撮影しました。また、岬から1,000倍の望遠レンズ付き4Kカメラで撮影しました。2種類のカメラで撮影された映像を私は編集してあの動画に仕上げました。

今回のアカシュモクザメの映像は、4Kのドローンで撮影し、船で屠殺している様子は、地面に3脚を立てて4Kのカメラで撮影しました。だから拡大しても、サメだと判別できます。

あれがHDだったら、拡大したらモザイクになってサメか何かなんだかわからない状態になっていました。

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証拠と研究資料として残す目的の撮影には、明白に撮影できるものでなければ意味がない。

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HOPEの屠殺は、岬から1キロ離れたところでおこなわれた。地面に設置した4Kカメラの映像と、ドローンと、両方のカメラが無ければ、「凄く遠くで何かやっている」としかわたしたちは識別できませんでした。遠すぎて肉眼では見えませんでした。

あの時、ドローンを使いながらズームレンズ付き高性能4Kカメラで撮影できたからこの問題を世界中に広めることができた。

全世界に知らせることができた貴重な映像。

今後の撮影のためにも、皆さんの協力無しではできないプロジェクトです。是非、支援お願いします。

太地問題を解決するために、現在太地町に住んで、coveや足場が悪い場所で毎朝モニターや撮影をしているヤブキ氏に私たちは感謝しています。だから、PCやスマホの前の私たちは、ヤブキが活動に必要なものは出来るだけ協力したい。

地球上の生きものが絶滅してからでは何をしても遅すぎる。今のうちに最善を尽くして、できるだけ多くを撮影し、貴重な資料として残したい。このような映像を撮影することは、歴史的に重要です。

今、LIAはクレジットカードからの募金も受け付けています。

https://ngo-lia.org/

私は、新しく買うドローンで撮影した映像を、将来必ず公開して、絶対に地球のために役立てます。戦略等の関係で私はすぐに撮影した映像を皆さんに公開できるかはわからないが、かならず皆さんに啓発活動などで使えるように公開します。

地球の財産のようなものです。将来の鯨やイルカのために今、残しておかないといけない映像。

LIAは通常キャンペーンを計画的にすすめます。この動画撮影も計画通りにすすめた結果です。しかし実際にはミンククジラは殺されてしまった。原因は私のfaultでもあります。このキャンペーンは結局LIAの中では失敗だった。

鯨たちや皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。命に係わる活動は、失敗イコール死です。失敗しない様にしないといけないし、私たちは結果を出さないといけない。LIAは貪欲に結果を求めるしこれまでも結果を残してきました。

LIAはこれまで2度失敗した経験があります。今回はそのうちの1つです。

失敗した原因を考えて、今後の肥しにします。

コメントからの質問:

「イルカを生きたまま海外へ輸出することはコロナは影響ないのですか?」

あります、中国が生きている動物の輸入を現在ストップしてます。今、太地のイルカの1番の輸出国は中国です。今たくさんのイルカが捕まっているが、猟師たちはイケスを作ってどんどんイルカをkeepしている。つまり在庫を増やしている状態です。

コロナの問題が長引けば長引くほど、ストック(イルカ)は増えるばかり。今は太地の猟師たちはただ単にイルカを飼育しているだけの毎日です。

飼育するには、1日2回、イルカ1頭につき、バケツに入れたアジ サバ ニシンなど(30匹くらい)の魚を毎日与える必要があります。イルカに与えるエサは、三重県で購入した冷凍魚を解凍したものです。

1頭あたり1日バケツ2杯分の魚を食べる。コロナが長引けば長引くほど、イルカ飼育に経費がかかります。イルカを入れるためのイケスもどんどん増えている。ドルフィンベースのイケスも3つ増えてる。

画像:「太地くじらの博物館」が所有しているイケス

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この「太地くじらの博物館」が所有しているイケスも増えています。

今年はまだ10頭以下しかイルカやクジラは海外へ出荷されていません。捕獲した残りのイルカは、猟師たちの在庫になってる。在庫を抱えれば抱えるほど、経費は掛かります。

太地では、新しいイルカ飼育員も雇われています。コロナが長引けば、生きたままイルカを海外に販売するビジネスは、継続できません。

太地くじらの博物館は、中国人トレーナーの育成ビジネスもやっていたが、今は中国人が入国できない状態です。もしコロナが長引いて中国へのイルカ輸出ができなくなれば、クライアントを失うことになります。今朝ドルフィンプロジェクトのFBページから発表があったが、韓国も法律でイルカショービジネスを禁止するかもしれないそうです。

韓国のほうがイルカ福祉に積極的です。

LIAは去年、韓国のテレビ番組で密着取材を受けました。ちょうどそのときに台風がきていました。海外はイルカビジネスを次から次へとやめていっているが、日本と中国だけが遅れている。日本と中国だけが未だに水族館を作ろうとしている。

太地くじら博物館の前の「つくし」という名のレストランで鯨肉やイルカ肉が提供されていたが、コロナの影響で最近閉店になりました。15年間以上経営していた。元々平日や冬には客がいないレストランです。だれかヴィ―ガンレストランやりませんか?

太地くじらの博物館でイルカショーをみて、「イルカ可愛いね」と感動して、その後にそのレストランへ行き、イルカ肉を食べる。これは意味がわかりません。

本当に、そういう人たちの考え方はおかしい。

台湾を含むアジアはイルカ輸出対象国。あとは太地からイルカはアラビアへも輸出されています。アラビアは現在、動物利用ビジネスが広がっている。鷹をつかって他の鳥を取るなどのゲームを、お金持ちの人たちはやっている。

資金繰りが悪くなったら、太地の猟師たちは国から補助金を受取るのではないですか? 権力者の二階氏が太地イルカ猟を守ろうとしている。だからその可能性は大いにあると思う。でも、大地にいつまでもストック(イルカ)があり続ける状態は、彼らにとって将来的に苦しくなることは明白です。

しかしそれよりも、太地の漁師たちが辞めざるを得ない方向にもっていくのが大切。そのためにも映像をしっかり証拠として残しておくことが重要だと思う。

イルカ猟をやっている人たちは、自分の仕事が儲かるからやめたくない。 一般の人たちは、「イルカショーは悪い・残酷」ということがわかれば、当たり前のように「悪いこと」は止めようとする。人間はほとんどが皆、できるだけ「向上」しようとする。

知ったらイルカショーを見ることをやめるとか、知ったら変わるとか、そういう人たちが多い。そういう人たちにうったえることが大切。そのためには、証拠の動画や画像が必要。言葉よりも見るほうがよく伝わり衝撃を受けやすい。

改めて言いますが、私たちは、太地町の人たちを責めているのではなく、イルカ猟そのものを批判しています。長く太地に滞在しているヤブキ氏は、太地の人たちはものすごく良い人達だと言っている。優しくて気さくで太地の住人は温かな人ばかりだと。

太地イコール悪ではありません。

中国や韓国の犬肉問題で知っている人も多いと思うが、すべての国民が犬肉を食べているわけではないことと同じく、すべての太地町の市民が悪ではありません。

韓国などの活動家の人たちはすごくパワフルです。ほんの一部のその国民が犬肉を食べてたり、ほんの一部のその国民が犬猫肉ビジネスをやっている。

太地だって3500人ほどの人口がいますが、イルカ猟の資格を持っているのは12人しかいない。イルカ猟ビジネスで食べている人は極わずかです。

たとえイルカ猟は日本政府に守られていても、イルカビジネスに携わっている人たちは日本人口と比較すればかなり少ないです。時代は変わっている。イルカ利用廃止の傾向は今世界中に広まっている。

またイルカ猟師12人にもいろんな人いる。トップ4人が「イルカを出来る限り捕れ」と言っているが、他の8人の中には、あまり積極的ではない感じの人もいる。

現在、水族館は世界中でどんどん潰れていっているし、ペット販売反対運動が活発ですが、ヴィ―ガンも増えているし、イルカ猟師たちは世の中の動きを見れば、イルカ猟ビジネスに不安を感じています。

いつか将来的に、太地のイルカ猟や太地くじらの博物館は悪しき風習を閉じ込めた歴史になるだろう。その時は太地の人の素晴らしさや自然環境の素晴らしさがすごく生かされていると思う

太地は自然が美しく山があり海があり、水もキレイなので、イルカや鯨など海の生きものが近づく。そんなに美しい場所。

太地から定置網もなくなり、イルカ追い込み猟もなくなり、自由にイルカやクジラが立ち寄ったりするとよいと思います。太地の岬からはクジラが泳いでいるのが見えたりします。

そんなところはなかなか日本ではないです。だから太地も変わって行ったらいいなと思います。できるだけ動物側に立って、悪いものを少しでもよくする方に変える力の1つとなりたいと私は思っています。

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日本を変えるために新しい機材が必要です。どうかご協力ください

●郵便局からの御振込みの場合郵便局 

ゆうちょ銀行記号  11160

番号  2005581

名義  シヤ) エヌジーオー ライフ インヴェスティゲーション エージェンシー

●他金融機関からの御振込み

店名  一一八 (読み イチイチハチ)

店番  118預金種目 

普通預金口座番号 0200558

LIA (Life Investigation Agency)

https://ngo-lia.org/jp_about.php

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