「お口の恋人ロッテ」関連の犬肉農場は、 仁川の人気ハイキングコースから丸見えだった!
【投稿日】2020年6月1日 【Edited & Updated】 2020年7月31日, 8月2日, 8月15日,8月27日, 11月19日, 12月7日, 12月29日, 2022年5月13日 ※アニマルライツを目的としたブログです。ヘイトスピーチを目的としたコメントやシェアは固く禁じます。
📍動画 → https://v.kakao.com/v/20200601203107168
犬たちは他の韓国の食用犬繁殖農場と同様、ひどく劣悪な環境に囚われていました。与えられる餌は常に蠅や蛆がたかっており、タダ同然で入手した殺菌未処理の腐ったキムチなど人間の残飯でした。犬肉産業は、韓国では一部の法律では合法、別の法律では違法、という様に首尾一貫しておらず法的にグレーゾーンの為、犬に与える 動物用医薬品規制 などが明白に設けられておらず、このような残飯を与えている悪徳犬肉農場では、通常犬たちには、過量の抗生物質やステロイドを投与し延命させています。
通常このような犬肉農場では水も数日に1度しか与えられず腐っており変色しています。
他の不法食用犬繁殖農場と同様、ロッテ所有地内犬肉農場でも、犬舎の床は網板の為、4つ足でまともに立つことができません。網と網の間に足を落とし多くの仔犬が命を落とします。
この上をどうやって仔犬たちが歩けというのか
犬舎は高床式で、1度も掃除されることがなく、地面は犬たちの糞尿の山です。犬は屠殺される日までずっと閉じ込められっぱなしで1度も外に出られず地を踏むことはありません。
この農場には2020年6月1日の時点で300頭ほどの中型~大型犬がいました。犬屠殺場主は毎日2~3頭の犬たちを屠殺場へ引きずり売り渡していたため、2か月後の8月の時点では250頭にまで減少しました。その後、里親が決まったり他の団体に引き取られたり、また一部は感染症で死亡したりして、2020年12月の時点では190頭になりました。このロッテ所有地内違法犬肉農場は約30年間経営されており、その間、約4万頭の犬たちが人間に食べられるために殺されたと推定されています。
30年間も罪無き命を見殺しに‼ ロッテはなにをしてきたのか❓
2020年6月1日、この不法食用犬繁殖農場が営まれていた土地は、ロッテ故・重光武雄元会長の所有地である事実が韓国メディアにより公となりました。
べつの看板には、「ロッテ牧場」と記載されていました。
注意!
実際にこの違法犬肉農場を経営していたのは
故・重光武雄元会長の友人です
重光武雄元会長は
犬肉農場の経営者ではありません
この事件が明るみになると、韓国では大騒ぎとなり、韓国ロッテは激しく非難されたと同時にに厳しく責任を追及されました。
当時、韓国ロッテ側は、「知らぬ存ぜぬ関係ない」との一点張りでしたが、それでは世間で通用するはずもなく、2020年7月3日に韓国ロッテはいよいよ、「買い取る形で全頭助ける」とメディアで発表しました。
しかし
その後、2022年5月現在まで、ロッテ側は 、犬のために1円たりとも支払っておりません。ロッテ側はこの犬たちのいる農場を訪れることは元より、ロッテ経営下のピュリナ社のドッグフードの1粒さえもロッテから提供することもありません。(ピュリナ共同経営者のネスレからはドッグフードを含め数々の寄付があります。ロッテからは何1つありません)。そして、犬たちの世話から、ドッグフードの工面から、犬舎の掃除から、犬の病院搬送・治療に至るまで、何から何まで全てを一般市民に押し付ける形でロッテは未だに犬たちのために何1つしていません。
2020年7月の中旬、この事態を見かねたロサンゼルスの資産家の動物愛護者が農場主と契約を交わし「今後2度と犬たちを食用に売らない、2度と犬肉農場を経営しない」と約束をさせ、新たなビジネスの立ち上げ金として330万円を農場主に寄付しました。契約書には億を超える違約金の記載もあります。このお陰で、 犬の屠殺場への販売は阻止されました。
ところが、桂陽区行政は、1か月後の8月末に、犬の世話をしていた市民たちに向かって「犬を農場から追い出す」と言い出し、3か月後の11月には、市の職員が突然やって来て「出て行け」と言いながら犬舎をすべて破壊しました。桂陽区は「元犬肉農場であるこの地で市民らが犬の飼育をすることは『保護』ではなく『繁殖』となる。それは条例違反。ただちに犬たちを追い出す」と言いました。しかし誰がどう見ても市民たちがしていることは「食用犬の繁殖」ではなく「食用犬の保護」であることは明白です。
● なぜこのような事態になってもロッテは何もしないのか?
● なぜロッテは、自分たちの責任で窮地に陥っている動物たちを見殺しにしているのか?
韓国一般市民のロッテに対する懸念は増すばかりです!
韓国内では ロッテに対する抗議の声は益々高まり、抗議活動や記者会見が頻繁におこなわれ、日本へもSOSが届きました。そして、日本でも愛犬家や動物団体によりデモ活動や様々なアクションがロッテに対しておこなわれてきました。韓国の動物保護団体CAREは、犬たちのフルタイムの世話役を2名派遣し、毎週末には韓国各地から数十名ものボランティアが現場へ訪れ、豪雨の日も、猛暑の日も、冷たい雨の連日も、凍り付く雪の日も、犬たちの世話に勤しんできました。その間、ロッテ側は一切何もしていません。
生まれて初めて食べるドッグフードにがっつく犬
これまでのらりくらりしてきたロッテは、ようやく8月半ばに「330万円の現金とドッグフード20トンで(ロッテの責任を)終わりにしたい」と韓国市民たちに告げてきました。
しかし、農場で生き残っている犬たちは、250頭の中型~大型犬ばかりです。
どうやって僅か330万円で、そしてどうやって僅かドッグフード20トンで、犬たちは生き延びろと言うのでしょうか?
これまで ロッテ側が放置してきていたせいで、亡くなってしまった4万頭もの罪なき命を想えば、せめて今生存している250頭くらいは、ロッテは誠意を尽くして助けてあげてもいいのではないでしょうか❓ ロッテには、掛けがえのない小さな命を大切にする気持ちはないのでしょうか❓ 自分のせいで不幸になった命を責任をもって守る気はないのでしょうか❓ この事件は欧米や他のアジア諸国にまで広がり、韓国、日本、そして世界中の愛犬家の心を今でも痛ませています。
「他国の食文化だから仕方ない」
今あなたはそう思っていますか❓
しかし2022年5月の時点で、信頼おける韓国世論調査会社などの発表によれば、半数以上の韓国市民が「犬など食べない」「韓国犬食文化などなくなればいい」と回答しています。
多くの市民が「犬食は韓国の恥」と認識し、韓国犬食文化はもう廃止されるべきであると人々の見解が変わってきた最中、2021年11月には、文政権による「犬肉問題議論委員会」が発足され、2022年5月の時点で委員会では韓国犬肉廃止を前提に勧められています。
今でも、世界中の愛犬家たちのロッテに対する怒りは最高限に達しています。
土地は現在、日本・韓国ロッテ現会長を含む4名の相続者たちの所有ではありますが、2008年から2019年までは公式に韓国ロッテ企業のものでした。まさにその期間もずっと違法犬肉農場経営は続けられていました。
ロッテ側所有の桂陽山の土地の一角で、この残酷極まり内不法犬肉農場が営まれたのは、1992年からです。
2020年6月、犬肉農場経営者は「自分はロッテホールディングス重光元会長の友人で、土地賃貸の口頭契約をおこなってきた」と言いました。 しかし書類などの契約を証明するものは何もありません。一方、韓国ロッテは 「食用犬繁殖農場として土地の一角を利用されている話は 2020年の1月に初めて知った。 しかもそもそもあの土地は、故・重光会長相続人たちの土地であるため、企業としてはなにも出来ない」と言っています。
しかし韓国ロッテは、そもそも、自分たちがゴルフ場を建設しようとしていた土地であり、 ゴルフ場建設の許可も当局から降りていた。それにも関わらず、その土地でこれまで犬農場に気づかなかったなんて、驚きです。約30年間も、ロッテの従業員は誰も視察や調査などで土地を訪れなかったのでしょうか❓ 本当に残酷極まりない違法犬肉農場の存在を知らなかったのでしょうか❓
この事実を知っている多くの世界中の人々の脳裏には、様々な疑問が浮上していますが、とにかく、ロッテ側が、何十年間もぼんやり土地を放置してきたせいで、違法犬肉農場が作られてしまった。4万もの犠牲になった罪無き命が在る。その責任は、大きく追及されています!
そして、この土地の相続人の1人が日本・韓国ロッテの現会長の 重光昭夫氏です
■
ロッテ関連犬肉農場事件 まとめ
●1978年、元ロッテ会長(重光武雄氏)は、韓国・仁川市・桂陽山の広大な土地を購入
●1992年、その土地の一角で不法犬肉農場が経営開始
・不法犬肉農場経営者:「私は1992年に重光武雄氏と土地リースの契約を口頭で結んだ。武雄氏と友人だった為、公式契約文書はありません。然るに契約の証拠は無いが確かにこの土地の賃貸料を長期間にわたり支払っている」(2020年6月に主張)
・土地での犬肉農場経営許可は公式に取得されていた。
・犬肉農場の経営期間は約30年間。その間家畜糞尿法違反、動物保護法違反、畜産法違反など、様々な法律違反が犯されてきた。犠牲になった犬の数は推定4万頭。
●2008年、元ロッテ会長はロッテゴルフ場開発の為、土地を韓国ロッテに売却
●2009年、当局から土地のゴルフ場建設許可が発行された。
しかし
●2012年、「過剰開発の防止」や「住民の反対」を理由に、建設許可は取り消された。 韓国ロッテは許可の取消しに対して行政裁判で訴状を申し立てた
●2018年10月、行政裁判では最高裁によりロッテ側は敗訴
●2019年、元会長(重光武雄氏)は株式会社韓国ロッテから土地を買い戻した。 その後、仁川市の職員が「土地を国に寄付」や「公園造成」を韓国ロッテ側に提案。その間韓国ロッテ副社長と当局は数回にわたり「土地」を巡る話し合いがおこなわれた
●2020年1月、元会長の重光武雄氏 死去
●2020年6月1日、韓国ロッテがゴルフ場建築予定だった土地にて違法犬肉農場が営まれていた事実が韓国MBC放送により暴かれた
・桂陽山人気ハイキングコースから丸見えだったロッテ所有地不法犬肉農場はこれまでに何度も当局に通報されてきたが、当局は「犬肉農場は、閉鎖するほどの重大違反は犯していない 又は違反を実証できない」とし、犬肉農場経営者に9万円の罰金などの処罰があたえられただけであった。
・韓国ロッテ側は、「元会長が所有していた土地で運営され続けていた違法犬肉農場の存在に初めて気づいたのは2020年1月以降」と主張。
・土地の相続人らは、「適切な許可または家賃の支払い無しに土地は無断で使用され続けてきた」と主張。その土地から犬肉農場を強制退去させる処置を取り始めた。
・当時当局は、違反だらけの犬農場経営者に農場整備を2020年8月末までに行うことを命令していたが、農場経営者は、農場を8月末で閉鎖するにしろ 今年のボクナルでは300頭の犬たちすべてを食用に屠殺するつもりだと言った。
●2020年6月6日、反DCMTJapanより6月26日期限の陳情質問状が東京ロッテホールディングス本社に送られたが未だに回答無し
●2020年6月8日、団体CAREが韓国ロッテに電話。ロッテは「各相続者からの回答を待っている」と返答
●2020年6月末、団体CAREは、ロッテに匹敵する韓国の財閥企業ハンファギャラリアによる支援を元に、母犬仔犬13頭を農場から保護
・ハンファギャラリアは、兼ねてから韓国犬肉産業に反対する動物愛護の財閥です。動物の命の尊厳を守らないロッテとはまるで正反対の韓国財閥企業です。
●2020年6月26日、日本全国各地の一般市民から犬たち救助を求める1,000枚以上のカードがロッテ本社(東京)に送られた。ロッテ社からの返答は無し
●2020年7月3日、違法犬肉農場の責任を求められていたロッテは韓国メディアを通して「犬をすべて買い取る形で犬の命を守る」と発表
●2020年7月6日、ソウル市 東京 大阪 名古屋 にて活動家による一斉同時デモ開催。
・ロッテ東京本社、大阪、名古屋支社、韓国明洞ロッテデパート前にて。
●2020年7月6日、日本ロッテのSNSへ犬の救助を願う740 件ものコメントが書き込まれた。ロッテ側は応答せず。
●2020年7月13日、韓国ロッテは「犬たちの命を救う」と韓国メディアを通し発表してから10日も経つに関わらず、依然として1円も支払わず何の措置もとっていない事実が発覚
・その間、犬たちは、毎日数匹づつ犬屠殺場へ売られていった。また、劣悪環境の中体力を失い毎日死んでいっていったことも判明。
●2020年7月14日、ロッテが犬たちになんの措置もしていない事実を知った団体CAREは急遽活動家2人を農場へ派遣し250頭の犬たちの管理と世話をフルタイムで開始。
●2020年7月15日、事態を見かねたロサンゼルスの資産家活動家が犬肉農場閉鎖契約を農場主と交わし、他のビジネス変換の為の支援金330万円を犬肉農場主に寄付した
・そのおかげで犬の屠殺場への売り渡しはストップされた。犬肉農場主との間で「もし1頭でも犬を勝手に売ったりした場合は約1億円の違約金が発生する」旨の違約金契約もおこなわれた。
●2020年7月15日、 韓国ロッテが犬を保護するために必要な敷地面積やコストを伝えるよう求めてきたのでCAREは回答をした。するとロッテ側は「自分たちの想定を遥かに超える」と主張
・韓国ロッテの「社会貢献チーム」とCAREに電話がかかってきた。
そしてロッテ側は、態度を急変し、
●2020年8月初旬、「330万円とドッグフード20トンを出して自分たちの責任を終えたい」 と団体CAREに言ってきた
・これまで数十年にわたり、非人道極まりない違法犬肉農場が事実上ロッテ側の土地で営まれていた。この件に関してロッテは、屈指の企業集団として現在、当然の社会的責任が問われている。ところがロッテ側は、250頭の大型犬の去勢避妊費、病院代、ドッグフード代、保護シェルター建設費、土地代、養子縁組海外移送諸経費などの総見積金額を聞くや、それが自分たちの想定を上回ると言って、無責任にも逃げ去ろうとしている事実が発覚。
●2020年8月2日から毎週末、韓国各地から数十人のボランティアが集まり、犬たちの世話や管理を開始
●2020年8月18日、日本全国から犬救助を求めるカードが約1500枚おくられた
・東京本社へは直接、韓国ロッテや桂陽区行政へは団体CAREを通じて送られた。
●8月18日、反Dから再度東京ロッテホールディングス重光昭夫会長への公開質問状が送られた。回答は未だ得ていない
●2020年8月22日、36度の猛暑日に、2度目の大阪ロッテ支社前デモが行われる
●8月23日、元犬農場の犬たちにインフルエンザが広まる
●9月、ロッテ牧場の件は韓国マスコミが注目しているため区の行政は行き場ない250頭を追い出すなど非情なことは公に出来ず、犬たちは現時点では農場から追い出されていない。しかしいつかは本当に追い出されるであろう
●10月、ロッテとCAREは再度話し合い、ロッテは「前向きに考えるのでもう少し待ってくれ」と告げた。
●11月、ロッテ牧場から保護された犬たちは、192頭になりました。大半は養子縁組が決まり海外へわたりましたが、一部はジステンパーなどの伝染病で命を落としています。(韓国市民や日本・欧米からの支援だけでロッテの犬たちは飼育されているため治療費が足りていない。また、治療後の犬たちの回復のための居場所はなく、清潔で安全とは言えない現在の犬舎へ戻せないため、避妊去勢などもおこなえていない)
●11月5日、反DCMTJapanは、ロッテの韓国でのパートナーであるネスレスイス本社のCEO宛てに陳情を提出しました。その後、ネスレ本社から返答があり「今後3.6トンのドッグフードを4か月にわたり犬たちに寄付する」
・そして、「このことはロッテに非公開にしてください」とありました。その後12月2日に12月分(1回目)のドッグフード(3.6トン)がロッテの犬たちに届けられました。ロッテからは1粒のドッグフードの支援も無し。
●11月15日、突然、桂陽区行政がやって来て、犬舎を次々に破壊し始めました。
・現在も犬好きの一般市民たちが集まり犬の世話をしていますが、「元農場での犬の飼育は、『保護』ではなく、『犬の繁殖』だ」と桂陽区行政は言います。場所が自然保護区指定区域で、犬の繁殖は法的にできない場所なので、桂陽区は「犬は出て行け!」と言っています。だが、いつまでも行き場ない犬たちのために世話を焼いている市民たちに対して桂陽行政は先日、罰金を言い渡し、刑事訴訟までおこしてきました。
●11月17日、ロッテ牧場の犬たちの世話をしている一市民は、桂陽区行政に対して「韓国国民請願サービス」という署名を立ち上げました。この署名では1か月のうちに20万書集まれば、大統領はその請願に対して何らかの回答を示さねばなりません。
●12月9日、犬たちの寒さ対策に向けて、200万円以上掛けて犬舎をビニールハウス調にしました。200万円はロッテからではなく市民の寄付からです。
●12月9日 桂陽区庁は韓国の一般市民に「2021年1月4日をもって犬舎もすべて撤去しろ。さもなくば、行政代執行(行政機関が強制撤去に乗り出すこと)、刑事告発、履行強制金を賦課する」と告げてきました。詳細→ https://powerofcompassionforanimals.org/lotte_from_koreamedia_2020-12-23
ソース:
📍MBC放送(韓国語) → https://bit.ly/316vFp5
📍新韓メディア(韓国語) → https://bit.ly/3jX3GAJ
📍「ロッテは犬たちを買い取り助ける」京仁日報(韓国語)→ https://bit.ly/2XigA2z
📍京仁日報(韓国語) → https://bit.ly/39LfIbH
📍京仁日報2020/7/31(韓国語)※この記事に関しては一部真偽が問われている → https://bit.ly/39ZJhqo
📍京仁日報2020/8/4(韓国語) → https://bit.ly/3fA884V
📍FN TODAY(韓国語) → http://www.fntoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=226287 (8/6/2020追加)
📍団体CAREより(韓国語) ・2020年7月14日: https://bit.ly/3ghhgwA
・2020年7月19日: https://bit.ly/30fxr85
・2020年7月26日: https://bit.ly/39N69ZL
・2020年7月20日: https://bit.ly/2XhsYjp
・2020年7月27日: https://bit.ly/39IdFFw
その他
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事件発覚の6月1日のMBCニュース(翻訳):
元記事(韓国語) → https://v.kakao.com/v/20200601203107168?fbclid=IwAR0FP3FeG5Xi5WZJGNjCy-7duPd8Jz6cxNLvMeOD59X-sVdH673bY_3EC0k
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仁川国際空港で有名な仁川広域市の桂陽山ハイキングコースの途中には、巨大食用犬繁殖農場があります。 事もあろうに、この不潔極まりない劣悪な大規模犬肉農場の「土地」所有者は、日本の有名大手会社の会長さんだという事実を知り、驚きました‼
―――
毎年5000人ものハイカーが訪れる桂陽山では、歩道に沿って階段を上がっていくと、すぐに、騒々しい犬が吠えている声が聞こえてきます。この山のハイカーには誰もが聞き覚えのある声です。 これまでにも多数のハイカーたちは、この違法犬農場のことを桂陽区当局に通報してきました。
ハイキングコースをさらに5分ほどすすむと、フェンス越しに繁殖犬農場が見えてきます。そして犬の鳴き声はより明確に聞こえてきます。 実際に犬肉農場を訪れると、農場内には細かい鉄格子の檻が設置されており、その中には300頭もの犬が閉じ込められています!
檻の床はいわゆる「フローティングシート」と呼ばれる1枚の金網で、犬たちはバランスが取れず足が金網の隙間に落ちてしまいます。まともに立つことさえ困難です。
犬たちがぎゅうぎゅうに詰められた狭い檻の中で産まれた仔犬たちは、まだ目も開いていませんでした。
300頭の犬たちは、「殺される時」が、生まれて初めて外に出れる時です。初めて足で地を踏めるときです!
犬を眺めていると奇妙な動きをする犬たちを発見しました。
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アニマルライツ団体「CARE」活動家の朴さんの話によると、「動物が狭い場所に閉じ込められていると、同じところを言ったり来たり首を右に振り続けるなどといった常同行動を起こす場合が多くストレスから引き起こされる一種の精神病です」
犬たちに与えられていた餌は食品廃棄物でした。脇に生ごみの箱があり、強烈な悪臭を放ちていました。
この時ふと我々の前に現れた人物はこの農場経営者でした。私たち記者を見つけると、外に引きずり出し「出て行け!」と怒鳴りつけてきました。 この農場経営者は「自分たちは食品廃棄物(人間の残飯)にきちんと熱湯をかけた上で餌として犬たちに与えている」と言いましたが、韓国では犬に残飯を与える際、100度の熱湯で20分以上消毒殺菌をおこなわないといけない規制が設けられています。この時点でこの農場は明らかに法律違反を犯しています!
団体「CARE」の朴さんの話では、「犬には健康上与えてはならない致命的な食品があります。残飯など熱処理をしないでそのまま与える行為は、完全に食品管理法違反です」
農場経営者は「この農場で8年間(のちに30年間の事実が判明)も犬肉農場を営んできた」と言いましたが、実はこの農場はこの人物所有の土地ではないことが明らかとなりました。 私は本当に、この土地所有者の名を聞くと、驚きひっくり返りそうになりました。大物人物の名が出てきたのですから!
この農場名は「ロッテ牧場」でした。 実際に、山の麓には、ロッテのマークとともに「スカイヒル仁川」という錆びた看板が残っています。
食用犬繁殖農場の土地所有者は、ロッテグループの元名誉会長 重光武雄氏でした! 実は、ロッテは、ゴルフ場事業などを進めてきましたが、のちに開発制限区域に指定され、2018年に、ゴルフ場建設の事業計画は断念されました。(その間は土地はずっと韓国ロッテ企業の所有だった)。
現在この土地で犬肉農場を営んでいる人物らは「1992年に重光武雄元会長と契約を結び、土地を借りている」と主張しています。 しかし実際には、公式に契約などされておらず、あくまで口約束で、賃貸証明を示すことはできていません。
犬肉農場経営者:「30年前にロッテと契約を交わしました。ちゃんと契約をして家賃、税金、利子などを払い続けています」
MBC記者:「もしそうなら、あなたが犬肉農場を経営するために例の土地を使用している事実をロッテ側は知っていましたか? ロッテ側は、つい数か月前に違法な犬肉農場の存在に気づいたという説明をおこなっていますが?」
ロッテ広報担当部長キム・チンシク氏:「今年の初めに状況を認識し始めました。現時点では、創業者が所有している土地です」。
MBCの調査では、農場経営側は2017年に数回逮捕されており、開発制限区域法違反、廃棄物処理施設への未通知、および動物糞尿排出施設変更報告の不履行などで罰金が科された過去が判明しています。 2019年6月は、この農場経営者には禁止命令が出されたにもかかわらず、90万ウォン(約9万円)の罰金を支払い再経営をおこなっています。 犬農場の位置する桂陽区庁は、「法的根拠がないため、強制的に施設を閉鎖することは困難」と言い、罰金以外には何も出来ないと言っています。 それに加え、環境省の方では、犬肉農場無許可運営に対して農場側に、「今年8月までに整備するよう」求めています。
犬肉農場経営者:「犬1頭につき2万円、計600万円を支払えば、止めようと思います。そうでなければ、8月まで犬肉農場は閉鎖しません」と言っています。 (その後、韓国アニマルライツ団体CAREの交渉により330万円まで値下げ) その後ロッテ元会長遺族側は、犬肉農場主にその土地からの明け渡しの手続きをしました。
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これまでのアクション (8月27日更新):
2020年6月25日 日本全国の一般市民の方たちから犬たちの救助を求める1087枚ものカードが集められ、東京ロッテ本社に送られました。
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7月6日 韓国人活動家の主催で、明洞ロッテデパート前で記者会見が行われました。同時に日本では、東京ロッテ本社前、ロッテ名古屋支社前、ロッテ大阪支社前で、パネルアクションをおこなわれました。
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7月6日 反DCMTにより1回目の陳情・質問状が送られました。
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8月18日 2回目: 再度、東京ロッテ本社、韓国ロッテ、桂陽区、宛てに「犬の救助」を求めるカードが それぞれ 598枚、565枚、438枚集まり、東京ロッテ本社へは直接送りました。韓国ロッテと桂陽区には、韓国CAREに送り後ほど渡してもらう設定になっています。(画像は一部↓)
↑ ハガキその他多数
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8月18日 2回目: 反DCMTから再度公開質問状が東京ロッテホールディングス社の重光昭夫会長宛てに送られました。8月31日を期日としています。
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8月22日 2回目: 36度を超える猛暑の中、7名の一般市民の方々が、大阪ロッテ支店前で2度目の「犬たちの救助」を求める抗議活動がおこなわれました
11月5日 反DCMTJapanは、スイスネスレ本社CEO宛てに、陳情を送りました
受信確認
反DCMTJapan様、(Anti-DCMTJapan)
先日、反DCMTJapanにより送付されたネスレCEOのマーク・シュナイダー宛の手紙を確かに受け取りました。
私共はロッテとロッテの犬たちに関する事実関係を慎重に調べ、なるべく早く返事を差し上げます。
その後、ネスレの担当者より反DCMTへメールが届き、ロッテの犬たちの為に4か月間ドッグフードが寄付され、ロッテの犬たちの今後3年間の医療費はネスレから支払われることになりました。
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その他・動画など:
https://photos.app.goo.gl/wWoQd7DCGRS1GrZp9
↑ 画像:ボランティアに引き出された仔犬。酷い皮膚病で1か月入院後、現在は元気な姿で一時預かり宅で過ごしている。
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↑ 画像:2020年8月13日ロッテ関連犬肉農場:大怪我を負っていたお母さん犬とその子供たち。手術は成功したものの農場に残された7匹の赤ちゃん犬のうち3匹は母犬の手術日に死亡。犬肉農場は実に過酷。保護されるまで不衛生な環境に置かれ腐った残飯や不潔な水のみを与えられていました。農場の犬たちは自然治療力は著しく低い。
◇
↑ 画像: Natural Core社など数多くのピュリナ社以外のペットフード会社は、桂陽区の犬たちの事情を知って、継続的にドッグフードを無制限に寄付してくれている。ロッテからは、まだ一粒のドッグフードさえ寄付されていない。
◇
◇
犬肉食はもうやめましょう。
犬を食用にしないで
最悪です。言葉がありません。もっと声をあげて戦いましょう。
ありがとうございます もっともっと声を大にして、周知していきたいと思います。皆さまも是非、よろしくお願いいたしますm(__)m
こんなの許せない…
声をあげなくては。。
先進国のやる事ではない。
動物はものではない。
あのお口の恋人ロッテが信じられない 最低です!