2016年
数年前、韓国犬泥棒に盗まれてしまった
1匹のプードル 「エル」。
劣悪な犬屠殺場に監禁されていた。
動画の途中で エルが ケージから出されるシーンがある。
すべての犬が、「(屠殺の)エルの番がきた」と信じた。
ぼろぼろになったエルの首に縄が掛けられ引きずりだされると
1匹の犬がケージから
エルの肩をポンポンと叩き
「さようなら」
最後のねぎらいの言葉をかけた。
幸運にもレスキューされたこの犬は、のちに「エル」と名づけられる。
レスキュー後は 誰もが 治療を施せば元の元気なプードルになってくれると信じていた。
しかしエルは 盗まれたショック、
不潔極まりない屠殺場での環境、残酷な扱いに、
身も心もボロボロに蝕まれていた。
突如として降りかかった悲劇は、
即座に1匹の可愛がられていたペット犬を地獄のどん底に突き落とした。
エルは生きる希望も気力も愛もすべて奪われました。
懸命な治療にも関わらず、死んでしまいました。