毎年100万頭もの犬が人間の食用で殺されるといわれる韓国犬肉産業。その内1万頭弱が動物保護団体などにより犬肉産業から毎年毎年レスキューされています。
2019年7月、ボクナル(犬食期間)の前日、韓国のアニマルライツ団体CAREは、天安市の違法屠殺場を急襲しました。 そこでは100頭の犬たちが囚われており、20年にわたり「生きたまま犬を首吊り焼き殺す」違法行為がおこなわれていました。
団体CAREは、違法屠殺場を閉鎖させ、100頭の犬たちは無事にレスキューされましたが、なんせ、韓国では毎年毎年1万頭ほどの犬たちが保護されているので、どこの動物保護施設も常時満杯状態です。
行き場がない犬たちを、天安市は「すべて殺処分する」と言いました。その話を聞くや団体CAREは日本の反DCMTJapanに「SOS」を発信し、偶然にも同時期に佐賀県のアニマルライブさんと山口県のわんにゃんランドさんが「せっかく助かった命、それでは可哀そう」と挙手してくださいました。
韓国側の検疫の手続きはスムーズにいったもののコロナ禍の影響で当初の予定より遥かにオーバーしなにかと険しい山々はありましたが、この度、2020年11月10日に日本に24頭もの「犬肉産業保護犬」の入国を無事に果たすことができました!
これもご協力者様、皆さまのお陰様ですm(__)m
反DCMTJapanは、心より感謝申し上げますm(__)m!
この犬たちは、寸でのところで、殺され人間に食べられるところだった子たちです‼ 佐賀県のアニマルライブさんと山口県のわんにゃんランドさんが、24頭の犬たちを受け入れられることになりました。1頭はすでに里親さんが決まりました!
天安市違法屠殺場で済んでのところで命を救われた残りの76頭は、結局1匹も安楽死処分されることなく韓国で養子縁組が決まったりアメリカやカナダへ養子縁組のためにわたりました。
📍天安市の違法屠殺場について → https://powerofcompassionforanimals.o…
【 アニマルライブさんに来た11頭のワンコたち 】
1)コラちゃん・・・ シェパードミックス。26キロ。「20年間、首吊り生きたまま焼き殺していた天安市の違法屠殺場」から最初にレスキューされた子です。過酷な環境に置かれていたに関わらず、最初からすごく人間大好きでした。すでにマイクロチップが挿入されていた事より、「盗まれた元ペット犬では」と誰もが疑っています。推定4歳。
2)カンちゃん・・・ 韓国国宝犬の「珍道犬」ミックス。15キロ。「20年間、首吊り生きたまま焼き殺していた天安市の違法屠殺場」からの保護犬。アニマルライブに到着してから数日間ケージから出てきませんでしたが、いざ、ケージから出ると元気いっぱいな女の子でした。推定2歳。
3)ビジンちゃん・・・「20年間、首吊り生きたまま焼き殺していた天安市の違法屠殺場」からの保護犬。多少まだ人を怖がっているが、人懐っこいと思います。黒い綺麗な毛並みに良いバランスで白模様があり、顔も美して整っていて、手足がすっきり長く、美しいワンチャンです。美人なので反DCMTのメンバーがそのまま「ビジンちゃん」と名づけました。推定2歳。
4)パレスくん・・・劣悪犬肉農場からの保護犬。28キロ。白いフワフワの毛並みの珍道犬ミックス。とても人懐っこいです。推定4歳
5)カレちゃん・・・黒柴みたいに見える。24キロ。とても人懐っこいです。劣悪犬肉農場からの保護犬。推定1歳8か月。
6)バスくん・・・16キロ。韓国で搬送中に車酔いして何度ももどしたが頑張って日本に来てくれた子です。日本の5時間にわたる車搬送では、車酔いしませんでした。多少まだ怖がっている男の子。劣悪犬肉農場からの保護犬。
7)ホヤくん・・・まるでトラ柄のような珍しい美しい毛並みのワンチャン。まだ人間を恐れていますが、優しい正確のようです。劣悪犬肉農場からの保護犬。推定4歳
8)ブレンダちゃん・・・黒い手足の長い体に白い可愛い模様が首の下についています。少し脅えています。劣悪犬肉農場からの保護犬。推定2歳
9)アメリヤちゃん・・・ブレンダちゃんとよく似てるアメリヤちゃん、美しい黒いワンチャンです。劣悪犬肉農場からの保護犬。ホヤくん、ブレンダちゃん、アメリヤちゃんと韓国ではルームメートでした。推定2歳
10)ベーグルちゃん・・・珍道犬のミックス。15キロ。劣悪犬肉農場からの保護犬。人懐っこいです。推定2歳
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