中国当局「犬は食用ではない、人間の仲間」
2020年2月24日「新型コロナウイルス(武漢肺炎)」措置として「野生動物の取引・消費」の即時かつ全面的な禁止が中国当局から宣言され、それに続いて2020年4月8日、「食肉・毛皮・医療用として取引が認められる動物」を列記した「草案」の公式発表がおこなわれました‼
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草案「家畜として飼育可能な31の動物」は以下の通り:
<食用:伝統的な家畜>
➀ 豚
② 牛 ゼブ牛 水牛 ヤク 大額牛
③ 羊 / ヤギ
④ 馬
⑤ ロバ
⑥ ラクダ
⑦ ウサギ
⑧ 鶏 アヒル ガチョウ 七面鳥 鳩 ウズラ
ブルーフォックス
しかし動物の毛皮は本来動物のものであり、人間が奪い取ってよいはずもなく。
<毛皮・医療用など:特殊な家畜>
➀ ニホンジカ
② 赤鹿(エルク)
③ トナカイ
④ アルパカ
⑤ ホロホロ鳥
⑥ キジ
⑦ ヤマウズラ
⑧ マガモ
⑨ ダチョウ
⑩ ミンク (非食用)
⑪ シルバーフォックス(非食用)
⑫ ブルーフォックス(非食用)
⑬ アライグマ(タヌキ)(非食用)
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ご覧の通り☝、この草案の記載動物の中に「犬・猫」は含まれていません。
つまりこの草案が通れば犬や猫の「食肉・毛皮・医療用として取引」は、今後中国では包括的に認められないというわけです!
「人類文明の発達、そして動物保護に対する社会的な関心や支持と共に、犬の立場が伝統的な家畜ではなく『人間の仲間』との意識に変わってきている」
「現在世界中のあらゆる国々では、犬は一般的に家畜とされていません。我が中国も犬を家畜とすべきではない」
と中国農業農村部は話しました。このように、犬に関しての中国当局による言及「なぜ犬が食肉から外されたのか」の説明がされたのは、前代未聞です!
今回の草案提出の嬉しき現状に至った要因としては:
●新型コロナウイルス(武漢肺炎)対策
●中国国内においても愛犬家が増えてきている時代の変化
●WHOも犬肉取引は狂犬病やコレラ蔓延の原因と認めている
●世界愛犬連盟の調査では、犬肉にされる犬の約8割は「盗まれたペット」など、犬肉ビジネスは実に犯罪に満ち満ちた温床
●中国では年間1000万頭もの犬が人間の食用に殺されていますが、実は犬食を行っているのはたった2割の人口。
●2016年のホライズン社などによる世論調査では、※7割近くの人口が犬食などこれまでに食べたことすらない。※64パーセントの中国市民がユーリン犬肉祭りの廃止を切望している。※国民の半数以上が中国犬肉産業など包括的に禁止されてしまえばいい。と回答。
さらに重要なトリガーは
●2020年3月6日、「世界愛犬連盟」の創設者であるゲンリン氏が、中国農業省宛てに「犬猫食用禁止要請」の書簡を提出された事実にあります!ゲンリン氏はこれまで 長年にわたり中国当局のトップに直接交渉されてきました!
※「世界愛犬連盟」とは、世界各地で「犬食禁止の法制化」を推進する世界初の動物愛護団体です。この団体の創設者のゲンリンさんは約20年前から慈善事業に専念され、知恵、公正、自由、思いやりを併せ持つ社会を目標に自身の財産の9割を費やしてこられました。
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しかし喜ぶのは尚早、この草案はまだ通過したわけではありません‼
今は協議の段階ですが、草案に関する調査広聴(中国市民のみ対象)は5月8日までおこなわれます。
中国の愛犬家たちはこれまで自分の大切な犬を目の前で政府警察に殴り殺されても、犬泥棒に盗まれ犬肉にされても、泣き寝入りでした。
現地犬肉反対者たちは、これは中国全土においての「犬肉廃止」となる前兆であると心から願っています!
日本からもエネルギーを送りましょう! 絶対に叶って欲しいですね‼
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2020年4月2日には、香港に隣接する中国で5番目の巨大都市である広東省・深セン市が、「5月1日付で犬肉消費・産業を禁止する」と発表、中国初の「犬肉ゼロ市」となりました。
そんな中、既に四方から犬肉商人たちからの反対の声が上がっています‼
「ユーリン犬肉祭り」で悪名高き中国南部の広西チワン自治区は特に犬肉商売が盛んな地ですが、
「この政府草案は、もっと犬肉商売で生活している人の代案策について考えるべき!」
「今さら犬肉商売を止めろと言われても困る!」
などの声が八方から上がっています!
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猫に関して:
アニマルズ・アジアの発表では、現在中国では、年間約400万匹の猫が食用に犠牲になっているとのこと。
最近の調査では、猫とフィレットはCovid19(武漢肺炎)に非常に感染しやすいことがわかっています。逆に犬や鶏、豚、アヒルなどは新型コロナウイルスに感染しにくいことは「ジャーナル・サイエンス社」のニュースで発表されています。
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反DCMTJapanの見解:
まだまだ不十分で例えば、医療用飼育可能な動物の利用において野生動物が「家畜」とされただけであらゆるウイルスが人間感染する可能性を拭えない。またアニマルライツ見解からすべてにおいて依然劣悪。今回の草案はあくまで人間の為であり、動物福祉的な要素が無い。そもそも問題だらけの中国動物福祉で現在1番改善されないといけない部分は「犬や猫の動物保護法の制定」。現在の中国政府は犬や猫に対する暴力を容認している状態。人間社会にも影響を及ぼす
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日本でも現在、この件はネットニュースなどで取り上げられています!しかし、現時点で「犬がなぜリストから除外されたか」について詳細説明の記載がありません!日本の報道って、おかしいですね?何か国民に知らせたくない事情でもあるのでしょうか?
→
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-09/Q8IDXADWX2Q801
https://www.cnn.co.jp/world/35151858.html
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-dogs-idJPKCN21S0JG
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ソース:
https://www.facebook.com/WDAJapan/posts/540458123563017
https://www.hsi.org/news-media/china-ag-ministry-states-dogs-are-pets-not-livestock/
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📍動画「現地動物保護団体により保護された犬たち」 →
⚠️ #反犬猫肉活動妨害目的のスクショやシェアを固く禁止 します。 #私たちの活動の邪魔をすることはさらに多くの動物たちを苦しめることをご理解ください。 #反DCMTJapanは国籍民族差別にも反対している団体 です。 #国民を一括りに非難する行為やヘイト目的のコメントは禁止 します 。 #反DCMTJapanはveganです。 #反DCMTは犬猫以外のすべての動物の権利を尊重する団体 です
#反DCMTJapanは日本国内の動物問題解決にも従事する団体 です。
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