太地:混獲されたクジラの子は今朝、虐殺された



記事: NGO Life Investigation Agency より

ミンククジラの子供は定置網の中に19日間、閉じ込められ、本日、虐殺された! 

2021年01月11日  和歌山県太地町

2020年クリスマスの日に定置網に迷い込んでしまった若いミンククジラは、19日間、定置網の中に閉じ込められ、本日、虐殺された


2020年12月24日、午前8時すぎ、太地水産共同組合が灯明崎沖に設置している定置網に、若いミンククジラが混獲されているのを確認。

漁師達は、ロープの先に金属片が付いたものを使い、10分ほどミンククジラを追い出そうとしていた。 

しかしミンククジラは定置網から出る事はなく、2021年1月5日に一番奥の網(部屋)に入ってしまった。 

このミンククジラを網の外に出そうとしたことは、12月24日の1度しかなく、そのまま何の対策も取られる事はなく、19日間が経過した。 

太地水産共同組合は「潮の流れが速く、逃がす事が難しい」と言っているようだが、1月6日には、イルカ猟師達が定置網の横を通ってスジイルカの群れを入り江に追い込んでいる。また、2020年11月29日には、同じ定置網にザトウクジラが混獲されたが翌日の30日に定置網を上げてリリースしている 

 
※この定置網は、入り口の網から3つの部屋に分かれている。詳しくは添付図を参照  ↓

イメージを挿入しています...

2021年1月11日5時50分 太地水産共同組合の船が太地漁港を出港。灯明崎沖の定置網に向かい、定置網に到着後、すぐに2手に分かれ、定置網を上げ始める。 

6時30分、定置網が上げられ、2艘の船の間に沢山の魚達と共にミンククジラは追い込まれたLIAでは、このミンククジラを「ホープ」と名付けて呼んでいた。 

6時49分に尾びれをロープで縛られ、ロープは船の縁に括り付けられ、逆さずりにされた。 

約20分間、頭を海の中に沈められ、

7時9分ごろ、溺死した。 

ミンククジラは、船の縁に尾びれを縛られ、呼吸が出来ず、苦しんでいるようすで激しく暴れ、あたりに血が飛び散っていたが、漁師達は笑いながら作業をしていた。 私(LIA代表ヤブキレン氏)はドローンで撮影しながら、もがき苦しんでいるクジラを目の前にし、悲しみでずっと手が震え続け、声も出なくなり、全身の血液が逆流するような憤りを感じた。 

ミンククジラの寿命は50年程と言われているが、この個体はまだ若く、親離れしてから多くの時間が経過していないのではないかと思われる。 

殺されたミンククジラの遺体は太地漁港に運ばれ、市場の中で解体された。 

※殺されたミンククジラは推定6メートル。 

※ミンククジラはIUCN絶滅危惧種のLCに指定されています。 

※この定置網には、IUCN絶滅危惧種CRのアカシュモクザメも8匹以上が入っていた。 

詳しい動画は以下のアドレスで見る事が出来ます。 ↓↓

2021年1月1日 ミンククジラの子供は何とか逃げようともがいていた↓↓

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